夜は居酒屋、それも馬肉、と決めていました。
一杯飲む前に腹ごなしの散歩。
熊本一の繁華街、サンロード新市街から下通アーケードをぶらぶら。
小一時間ほど散策し、やってきたのは栄通りのホルモン料理甚兵衛。
店は二階。
暖簾をくぐると、店内は吉田類がふらりと現れそうな昭和レトロ居酒屋。
壁のテレビはナイター中継ですが地元客の胴間声にかき消されています。
巨大な熊手。
席に座るとキャベツと味噌が出てきます。
生ビール。
暑かったのでこの一杯が旨い!
突き出しは馬のフワ(肺)。
佃煮風の味付。
卓上のメニューとにらめっこ。
店員さんを呼んでアドバイスをもらいます。
まずはホルモン煮込み。
これは牛と馬のミックス。
熊本名物辛子れんこんは自家製。
そして馬刺し。
見事な赤い艶。
鮮度が良くクセもない馬刺しはなかなか食べられません。
味噌でも食べてみました。
たてがみも。
脂肪の塊。
赤身の馬刺しと一緒に食べると口の中でコラボが楽しめます。
焼酎に切り替え。
熊本ですから米を。
白岳しろをロックで飲ることにしました。
グラスが二つ出てきました。
氷が入ったグラスと、焼酎が波々注がれたグラス。
これなら全部薄まってしまうことはなく、自分の飲み方に合わせていつも濃いロックが飲めます。
再び店員のお兄さんに相談してチョイス。
左からつらみ(馬の面の肉)、きも(牛)、ちごら(牛のおっぱい)。
味噌と一味をつけて。
お会計をしようとレジに向かうと赤富士をバックにした馬の絵のジグソーパズルが飾ってありました。
あまりにもリアルすぎてちょっと可笑しかった。
熊本ラーメンをもう一食、と思っていましたがさすがの私も無理。
残念ですが、いつかまた。