2020年11月25日水曜日

さようなら虎ノ門ランチ⑧ 炭火焼の美味しい焼魚ランチで何度もお世話になった居酒屋「さくらさく」で、今年は縁遠かった「サンマ干物」の焼魚定食

 

虎ノ門の焼魚ランチといえば、私の贔屓は「花たろう」「美村」
しかし、虎ノ門ヒルズに近い「花たろう」は突然廃業し、その場所は蕎麦割烹を経て、現在は常陸牛のお店となっています。
一方の「美村」は、虎ノ門ヒルズ駅建設に伴い入居していたビルが解体、移転先が見つからないまま長期休業となりました。
私の虎ノ門生活4年間には、コロナ禍を筆頭にいろんな出来事がありましたが、そんな中でも生き残り、美味しい焼魚をリーズナブルに食べさせてくれる居酒屋「さくらさく」のランチは、お気に入り。


地下にあるお店は、コロナ対策が気になるところですが、換気は徹底しています。


もちろん「密」を避けて、11時半の開店と同時にアーリーチェックイン。


日替わりの焼き魚サンマの干物だと言います。
今年はサンマとは縁遠く、干物でもありがたく頂くことにします。


しばらくして、焼魚定食が運ばれてきました。


今年の秋刀魚は痩せているのですが、やはり去り行く秋を惜しんで食べておきたいもの。


ご飯はデフォルト大盛のお店が多い虎ノ門にしては、普通盛。
もちろんお代わりは一膳可能です。
ここのご飯は「花たろう」には及ばないものの、なかなかに美味しい。


味噌汁は大根。


サラダが付いているのが嬉しい。
栄養のバランスも良く、女性客が多い理由の一つかもしれません。


小鉢とお新香。


ここに来たら、必ず頼む生卵トッピング
そういえば、「美村」は生卵が必ず定食に付いていたので、たまご好きの私は余計お気に入りでした。


まずは味噌汁をひと口。


サンマはもちろんオン・ザ・ライス。
厨房の炭火で焼かれたサンマは、程よく余計な脂が落ちていますが、それでもしっかりと脂がのって、白いご飯が進みます。


卓上のご飯のお供に手を伸ばします。
丸美屋のさけふりかけ。
かつては味付海苔も食べ放題でしたが、さすがに消費税増税を機に無くなりました。


焼魚は私の好物のひとつ。
魚の身を残さず綺麗に食べるのも得意です。


これで来ることもないと思うと、ダイエット中は禁じていたご飯を、少な目でお代わりします。


そのホカホカご飯の真ん中に生卵を落とします。


醤油を垂らして、粗目に攪拌し、わたし流のTKGが完成。


お茶漬け的なシャバシャバ感のある、卵かけご飯が大好きなのです。


もちろんその卵かけご飯にも、サンマをオン・ザ・ライス。


豊富な焼魚やフライの選択肢と、1,000円でお釣りが来るコスパの良さ。
本当なら、ビジネスセンターの開業で、一気に大行列となってもおかしくないお店ですが、絶対的な昼間人口が少なくなった虎ノ門では、今後も厳しい商売が続きそうです。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:居酒屋 | 虎ノ門駅虎ノ門ヒルズ駅内幸町駅

さくらさく居酒屋 / 虎ノ門駅虎ノ門ヒルズ駅内幸町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2020年11月24日火曜日

さようなら虎ノ門ランチ⑦ 虎ノ門サラリーマンの胃袋を鷲掴みにする「甚兵衛1号店」の大き過ぎる「かきフライ定食」で今日も腹パン

 

4年前に虎ノ門に事務所を開いてから、毎日片っ端からランチスポット開拓してきました。
一度しか行かなかったお店も多いのですが、B級グルメで大盛好きの私がハマったお店が数軒ありました。
その中の一軒が、居酒屋「甚兵衛」です。
1号店と2号店がありますが、ランチメニューは一部違います。
今日は1号店へ。


揚げ物メインのランチは、大食い自慢の虎ノ門サラリーマンの胃袋を鷲掴み。
さすがの私も、わらじのようなコロッケ定食を残したことがあります。


連日、大食い自慢の猛者たちで大繁盛だった「甚兵衛」ですが、さすがにコロナの影響で客足がすっかり減りました。
そもそも虎ノ門の昼間人口が劇的に減っているのですから、やむを得ません。


私は1号店の季節限定「かきフライ定食」が好き。


階段で、お店のある地下に降りると、入口前にはアルコール除菌液。
こんなところにも、「With コロナ」のニューノーマルが垣間見えます。


「密」を避けて、開店直後のアーリーチェックイン。


もちろん注文はかきフライ定食。


ご飯はデフォルトがどんぶり飯。
ダイエットを始めてからは、半分サイズにしてもらっていましたが、今日はお別れということもあり、デフォでキメることにしました。


コロッケかと目を疑う丸々とした俵型のかきフライ。


お新香、みそ汁が付いています。


ご飯はもちろんですが、味噌汁がお代わりできるのが、味噌汁マニアの私には嬉しい。


そして生卵と味付海苔も付いてきます。
たまご好きの私には、更なる加点のポイントです。


まずはタルタルソースをたっぷり付けて、オン・ザ・ライス。


ジャンボの秘密は、かきがニコイチになっているから。
とは言え、その一個も相当なジャンボサイズですから、それが二個合わさって大変なことになっています。


二個目はソースで頂きます。


カキ好きの私には、これくらい豪快で食べ応えがある方が嬉しい。


ご飯が半分を切った位で、生卵をドロップイン。


黄身と白身をほどほどの混ぜ加減に留めるのが、私流。


TKGは、味付海苔を使って頬かむり。
旨いに決まっています。


卵かけご飯をオン・ザ・ライスで攻めますが、まだかきフライは4個のうち、半分の2個を食べただけ。
嫌な予感が脳裏をよぎります。


頃合いを見計らって、味噌汁をお代わり。
違うお椀で新しく出してくれます。


結局、後半は相当な腹パンとなりました。
カウンター席の隣の座った若いサラリーマンが
「ごはんお代わりお願いします。大盛で」
とコールします。
彼のお皿を見れば、大きなとんかつがまだ半分残っています。
巨大とんかつをどんぶり飯二杯で平らげようという計画なのでしょう。
私の大阪勤務時代を思い出す、虎ノ門のメガ盛りランチをものともしない胃袋自慢を羨ましく思いました。