2022年1月17日月曜日

新橋ランチの食後のデザートは昭和レトロ喫茶 「パーラー キムラヤ」でカチカチに固いプリン

 

食後に向かったのは新橋駅前ビル1号館地下「パーラーキムラヤ」
昭和の香りが色濃く残る、通称「オヤジビル」ですが、まさにそれを代表する昭和レトロ喫茶の名店です。


入口脇のショーケースに入った食品サンプルも懐かしい。


熱帯魚が泳ぐ水槽の横の席に案内されました。
10年以上ぶりの訪問だったのですが、外観はもちろん店内の様子も全く変わっておらず、タイムスリップ感満載。
唯一違っていたのは、禁煙になっていたこと。
煙草を吸わない私には有難い変化ですが、嘆く御仁も多いことでしょう。
メニューは見るまでもなく、プリンと決めているのですが、一応チェック。


お目当てのプリンは三種類。
他にも昭和系のデザートが充実しています。


ジュース類の充実ぶりがレトロ喫茶らしいドリンク分野。


ランチもあるのですが、総じて高め。
昔はコーヒー付きならこれでも安かったのでしょうが、私の記憶も曖昧です。


私が頼んだのは基本形のプリン
とはいえ、黄桃のシロップ漬けとホイップクリームが添えらえています。
世界遺産とも言える希少なプレゼンテーションのプリンです。


「箸入れ」ならぬ「スプーン入れ」。
想像以上に固いプリンは、スプーンを「突き刺す」ようなパワーが求められます。


掬い取ったプリンは、スプーンを揺らしてもビクともしません。
令和のふにゃけたスイーツに迎合しない、強い意志を感じます。


なんなら、カラメルも固め。
私が大好きな虎ノ門の喫茶ヘッケルンのプリンとは立ち位置が異なる「昭和プリン」です。


キムラヤのプリンは固いだけではありません。
濃厚な卵の風味と甘みがこのプリンの中に「圧縮」されているのです。
「だからこんなに固いんだ」
と大真面目に考えてしまうほど。
このビルの一階にあるポンヌフのプリンも久しぶりに食べたくなりました。



関連ランキング:喫茶店 | 新橋駅汐留駅内幸町駅

パーラー キムラヤ喫茶店 / 新橋駅汐留駅内幸町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

浜松町に近い新橋の路地裏にひっそりと佇む小さなお寿司屋さん「 鮨・創作和食・長部」のお得なランチ

 

今日のランチはお寿司。
随分とご無沙汰のランチメニューです。
新橋6丁目といえば、浜松町の方が近いかもしれません。
第一京浜から入った路地裏に佇む小さなお寿司屋さん「鮨・創作和食・長部」


お得なランチメニューがあると、インスタ友だちの情報を得ての訪問です。


12時という、ランチとしては遅めの開店。
その時間に合わせて前のめりで訪問しましたが、一番乗りで拍子抜けです。
小さなお店のカウンターは、コロナ対応ということもあって、カウンターに6人がいいところでしょうか。


魚の名前が書かれた湯飲みとは、久しぶりのご対面。


ランチメニューはどれも美味しそう。
しかし、初めてのお寿司屋さんは、やはりにぎりでしょう。
1.5人前1,100円
内容やサイズは出てこないとわかりませんが、期待が高まります。


カウンターの向こう側で、ネタを仕込み、お寿司を握るご主人。
奥さんと思しき女性もカウンターの中でお手伝い。
15分ほど待って、出てきました。


大きなお皿に握りが8貫、巻きが半本。


ランチには、サラダとそば(にゅう麵)が付いてきます。


握りは、マグロ赤身、しめ鯖、イカ、エビ、ホタテ、明太子、ウニ、穴子です。
巻物は干瓢巻き。


まずはにゅうめんから頂きます。
今日は寒いので、温かいものが有難い。


お寿司は、どのネタも派手さはないオーソドックスなラインナップ。
昔ながらの定番の内容です。


しめ鯖の輝きが、美しく、締め加減もいい塩梅です。


ホタテはゴロリと肉厚で柔らかい。


美味しいウニが、この値段のランチに入っているのは嬉しい。


最後に好きなものを食べたい私は、穴子で締めました。


お客さんはその後ご近所のサラリーマンと思しき男性二人組だけでした。
この値段とクオリティならもっと流行っても良さそうなのですが、コロナの影響でこの辺りも昼間人口が減っているのでしょうか。
黙々と寿司を握るご主人は一見とっつきにくい感じなのですが、帰るときに「どうもありがとうございました!」と大きな声で挨拶を頂きました。
きっと職人肌の方なのです。
会社が近くにある人が羨ましいランチスポットでした。

関連ランキング:寿司 | 御成門駅汐留駅大門駅

鮨・創作和食・長部寿司 / 御成門駅汐留駅大門駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4