2018年6月1日金曜日

どうしても食べたかったオムレツトーストサンドをジャンボプリンと共に。虎ノ門の昭和レトロ喫茶「ヘッケルン」

素晴らしく美味しいタマゴサンドとコーヒーを出してくれる西新橋の路地裏にある昭和レトロ喫茶ヘッケルン
ここの伝説の裏メニューはオムレツトーストサンド
当店の通常のタマゴサンドは、刻んだ茹で玉子にトーストではないパン。
それをオムレツで、かつトーストでという私の願いに
「暇な時なら作ってあげるよ」
という以前マスターと交わした約束を信じて会社帰りに訪問です。


かの吉永小百合さんも来店。


先客は二名。
マスターは一瞬悩んだ末
「作りましょう!」
と力強く言ってくれました。


「引き受ける以上は完璧を期す」という客には優しいけれど自分には厳しいマスターらしい態度。
先客二人のプリンセットを出し、私の後から来た二人のプリンセットもサーブしてから、私のオムレツサンドに取り掛かります。
順番が逆転していますが、それでいいんです。
私のオムレツサンドに全力投球するためだとわかっているからです。
「どういう風に焼きますか?」
と聞かれるので
「少し柔らかめで」
とお願いします。
「パンもトーストするんですよね?」
「はい、お願いします!」。
卵三個を割り、トースターにパンを入れ、サイフォンのコーヒーを淹れるという様々な作業を並行してこなしながらオムレツを焼きます。
トーストにバターとマヨネーズを塗ってオムレツを挟んでカット。
ジャンボプリンも器に出して準備完了。
見事に全てが同時に出てきました。


夢にまで見た、この店の裏メニュー。


美しすぎるビジュアルに、何度もシャッターを押してしまいました。


一方の名物ジャンボプリンは何度も食べたことがあるとはいえ、オムレツトーストサンドと一緒に食べることなど、私の残された人生で何度もあることではありません。


コーヒーはブラック派の私ですが、今時レトロなミルクピッチャーは、使わなくても出てくると嬉しいもの。


撮影タイムも終了し、厳粛な気持ちで頂くことにします。


三個を使ったオムレツは、私の希望通り絶妙な半熟。
カリッとしたトーストとの食感のバランスも堪りません。


奮発してくれたのか、マヨネーズは勢い余ってはみ出しているところもあります。
マスターに感謝しつつ、しっかり噛み締めてオムレツトーストサンドを食べ終えました。


次はデザート。
今日は脇役とはいえ、当店の横綱、ジャンボプリンも相変わらずの存在感。
これだけ大きなプリンが独り占めできるのですから幸せいっぱい。


スプーンを入れプリンを崩す、緊張と感動の瞬間。


カラメルが一気に雪崩のようにプリンの山肌を駆け下ります。


濃厚で、甘みがありながらも飽きない味。
程よい弾力のプリンを包み込む、濃厚なカラメルは仄かな苦味を含んだ大人の味。
マスターだからこそ作り出せる、唯一無二のプリンワールドです。


カラメルの量も半端ありません。
お釈迦様に甘茶をかけるが如く、プリンに何度もカラメルをかけます。


子供の頃、あんなに食べたくても一人一個だったプリン。
もちろん我が家はハウスプリンでしたが、型も小さかったので物足りませんでした。
それが、いま食べきれない程のプリンを独り占めしているのです。
子供の頃、まさかこんな日が自分の将来に訪れるとは思いもしませんでした。


完食です。
そしてカラメルも完飲しました。


意外と男性客が多く、そして皆プリンを食べています。
プリン好きは私だけではないことを改めて確認し、嬉しく思いました。
マスター、いつもありがとうございます。





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夜総合点★★★☆☆ 3.5

エリアナンバーワンだと私が思う新橋「長崎街道」のちゃんぽんと皿うどん

新橋の本社で会議の後のレイトランチ。
「さて、何を食べようか」
と思いながらも時計は14時近くなので、そろそろランチタイムは看板の店が多くなる時間。
麺系がいいな、と思案していて思い出したのが長崎街道


店名通り、長崎郷土料理の居酒屋ですが、ランチタイムはちゃんぽん皿うどんを供しています。


今日はかなり気温が高いので、皿うどんにしました。
ちゃんぽんとかなり迷ったのですが、汗だくになると思ったからです。


いつみても美味しそうなビジュアル。


野菜たっぷりの餡。
海老もゴロゴロ入っています。
ピンク色の蒲鉾が、いかにも本場な感じ。


パリパリの揚げ麺とトロリとした餡のコントラストが皿うどんの妙。


結構なボリュームです。


中盤に味変でお酢を加えます。


このあたりでほぼ満腹。
大盛にしなくて良かったと思いました。


新橋、虎ノ門エリアでちゃんぽんや皿うどんを出す人気店はいくつかありますが、私が知る限り、やっぱりここのちゃんぽん皿うどんはエリアナンバーワンだと改めて思いました。




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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2018年5月31日木曜日

アーリーチェックインして船橋の大衆酒場をハシゴ酒③ 最愛の居酒屋「一平」でじっくりと

クイックに二軒ハシゴした後は、私が最も愛する居酒屋でじっくりと飲むことにします。
花生食堂から、車も通れない狭い仲通り商店会に入ります。


大衆酒場一平
暖簾越しに空席が見えます。
18時過ぎとあって、並ばずに入れそうです。


コの字カウンターの一番先端のベストポジション。
早速ホッピーを頼みます。


本日三度目の乾杯。


まずは厨房脇のホワイトボードをチェックします。
名物のまぐろ脳天刺しがありました。


やはり名物の牛煮込み煮玉子も付けて。


個性的な煮込みの味ですが、私はとても好き。


たちまち一杯目を飲み干し、ナカをお代わり。


いわし刺し
この店はオールラウンダーで、刺し身も旨いのです。


厨房が混んでいない時だけ作ってくれる裏メニューの納豆オムレツ


これを頼むときは、私も店員さんも小声になります。


オムレツにはマストの「箸入れの儀」。


私はアルコールをチェンジして、焼酎ハイボール
この店では「ボール」と呼び、こちらがハイボールのデフォルトです。


揚げ物方面にも手を伸ばします。
Sさんのリクエストでマグロほっぺフライ


ソースをかけて。


久しぶりに食べました。
これは旨い。


更にアルコールをチェンジして、鉄幹のロック
こんなに早い時間からじっくり飲めるのは嬉しい。
話し相手がいるので、酒が進みます。


私も揚げ物部門からハムカツをオーダー。


わたし的には外せないマストアイテムです。


ハムカツはサクサクの衣。
やっぱり旨い。


はんぺん煮を頼みました。
煮汁で膨れてジャンボサイズになっています。


牛煮込みの汁で煮るので、煮込み同様の風味になります。
これを見たお隣のお客さんが
「これ美味しそうですね〜。なんて頼めばいいですか?」
と聞いてくるほどインパクト大。


ここでアルコールはウイスキーハイボールにチェンジ。
「ウイスキーハイボール」と言わないと、酎ハイが出てきますから要注意。


店内は満員、表には行列も出来ています。
今日はアーリーチェックインで本当に良かった。


いつもと違い二人で飲んだこともあって、会話も弾み、料理もたくさん食べて2時間強の滞在。
じっくり腰を据えて一平を堪能。
Sさんも満足してくれたようです。




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夜総合点★★★☆☆ 3.6