2021年5月6日木曜日

今日の「ウーバーお父さん」は、デパ地下ではなく、駅ナカ。「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り 新橋駅店」で贅沢な海苔弁「海」

 

昨日、妻がネットで見つけた高級海苔弁を買ってきて欲しいとLINEにリクエストが入りました。
見れば、私が二年ほど前に会議でご馳走になった銀座SIXに入っている「山登り」のもの。
しかも、新橋駅にお店があるというので調べてみれば、なんと銀座口に新たに出来ていました。
新橋駅は長きに渡って改装工事中ですが、その一環で入店したのでしょう。
新橋に戻って半年経つとはいえ、ほとんど出社せず、しかもJR銀座口は滅多に使わないので灯台下暗しでした。
会社帰りにJR新橋駅へ。
「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り 新橋駅店」
厳密には「駅ナカ」ではなく、「駅ソト」です。
隣にはスタバも出来ていました。
これも無かったはず。


一番人気の焼鮭の海苔弁は「海」
まだ残っていました。


更に贅沢な、紅鮭の海苔弁


金華さば塩焼きの海苔弁も気になります。
これはラスト一個でした。


おかずセットというのがありました。
酒のつまみに良さそうです。


帰宅は19時半。
皆、待ち構えていました。


久しぶりにご対面。
ほか弁のそれとは、同じ海苔弁でも一線を画すビジュアルです。


艶のある鮭塩焼きは、小ぶりなお弁当箱に斜めいっぱいに入っています。


ちくわ磯辺揚げは私の大好物。
居酒屋でよく頼んでいた好物ですが、最近はコロナ禍でご無沙汰の料理です。
これも弁当箱の対角線のロングサイズ。


やはり大好物の玉子焼きは、うっすらと焦げ目が付いていて美味しそう。
その手前にはほうれん草ナムル大根塩漬


焼鮭は大きいので、大胆にカットして。
もちろん皮ごと頂きます。


こだわりの有明産の海苔は、「一番摘み」の「新芽」と呼ばれるものを使用しているそうです。
しかもお弁当箱全面に、鰹節ご飯をサンドイッチにするように二段で敷かれています。
柔らかくて美味しい。


鮭とちくわに隠れていた白滝たらこ和えも、実に美味。


家族はあっという間に食べ終わりましたが、私はゆっくりとビールを飲みながら、酒のつまみのように頂きました。
コロナ禍でお世話になるお弁当。
デパ地下もかなり食べ尽くしたので、次回はエキュート東京駅弁を買うのも「バーチャルGo to トラベル」で良いかもしれません。

コロナ禍だから食べられるランチ。新橋駅前ビル1号館「博多もつ鍋 がんこ」で頑張る店主の「もつなべらーめん」850円!

 

すっかり閑散として人影のない新橋駅前ビル1号館
「オヤジビル」として有名なこのビルの飲食店街も、その主役のオヤジたちがリモートワークでは、むべなるかな。


今日は、そんな中でも元気に営業中の「博多もつ鍋 がんこ」へ。
私が新橋に勤務し始めた20年前には既にあったお店です。
当時ブームだった博多もつ鍋の旨い店として人気でした。
カウンターだけの小さなお店なこともあり、予約がなかなか取れなかったことを覚えています。


その「がんこ」が長引くコロナ禍でランチタイムの営業を始めたと知り、訪問の機会を伺っていました。
貴重な出勤日の今日、突撃を敢行。


感染症対策でアクリル板で仕切られて間引かれたカウンター席に、ラストの一席がありました。
時刻は12時15分前。


テーブルには一人鍋のコンロがセットがされています。
スタッフがアルコール消毒液を持って、私の手指を消毒してくれます。
ここまで徹底していても、営業自粛を余儀なくされるお店は本当に大変です。


もつ鍋のセットがコンロの上に置かれ、火をつけてくれます。
なんとなく、気分はナイトモード。


ジャンボグラスにナミナミ入ったウーロン茶も出てきます。
ランチのもつなべらーめんにセットなのです。
これがビールだったら、どんなに嬉しいでしょう。
歴史の教科書でしか知らないアメリカの「禁酒法時代」は、きっとこんな風だったのでしょうか。


驚くべき安さのメニューや、「ザ・新橋」らしい猥雑な店内が私のB級グルメ魂を刺激します。


しばらくして店員さんが、たっぷりのキャベツを押し込みながら、もつ鍋を差配してくれます。


野菜がしんなりしてきました。
そろそろ食べごろでしょう。


もつは、もう火が通りました。


鍋を火にかけてから15分。
カウンターに4人と、店の前の通路に置かれたテーブルに二人。
ひとり850円で2回も回らないかもしれません。
それでも営業することに意味があるのだという店主の信念を、カウンターの向こうに感じます。


出来上がりました。
美味しそう。


極太のちゃんぽん麺は、二玉入っていそうなボリュームです。


昼間っから、もつ鍋。
幸せでもあり、お酒が飲めない不幸でもあり。


スープの醤油の濃い香りが、食欲よりも飲みたい気持ちを刺激して、困ってしまいます。


小鉢に取り分けるのももどかしく、早速頂きます。


と、その前に薬味を入れるのを忘れていました。
コロナのせいで外食が減り、いろんな勘が鈍っています。


唐辛子をたっぷり振って、改めて頂きます。


煮込んでも柔らかくならないちゃんぽん麺には、もつと野菜の旨味がしっかりとしみ込んでいます。
しみじみ旨い。
やっぱりビールが飲みたいけれど、ウーロン茶で我慢です。


時間の経過とともに、更に旨くなるもつなべらーめん。
ノンアルでこれを食べるのは、まさに修行です。


食べても食べても減りません。
嬉しい悲鳴。


ようやくゴールが見えてきたころには、ほぼ腹パンです。


最後の方は、キャベツの芯までしっかりと旨味が滲みこんでいました。


完食です。
なんとか寄り切りました。


旨味の凝縮したスープを残すのは後ろ髪を引かれる思い。
ご飯をぶち込んで雑炊にしたい欲求にかられますが、そんなことをしたら、カロリーも塩分も取り過ぎです。


このお店でもPayPayが使えるようになっていたのは驚き。
850円という申し訳ないほどコスパの良いお会計を済ませます。
お店の方から
「ありがとうございました!」
と言われますが、こちらがかえってお礼を言いたい気持ちです。


お店もお客もみんな大変な我慢を強いられるコロナ禍。
政府も自治体も、対策のポイントがずれている気がするのは私だけでしょうか。
「いつでもだれでもどこでもPCR検査ができて、自分のコンディションを知り他人に感染させない」「医療体制の充実で感染者を救う」「迅速かつ広範なワクチン接種で感染を抑え込む」という当たり前の施策が、昨年からずっと言われていることなのに、なぜまだ実現しないのでしょう。
ポリティカルなことは主張したくない私ですが、国民にお願いベースの自粛を要請するばかりで、有事に国民の命と生活を守れない政治家と官僚の無策、無能、後手ぶりには相当腹が立ってきました。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5