2023年11月4日土曜日

【「タンギョウ」の人気店「トナリ」の新業態店「町中華 トナリ飯店 酒々井店」にリサーチ訪問】

 

妻と二人、三連休の中日のサタデーランチ。
お目当てだった勝田台の中華ソバ篤々が麺の入荷が無いというトラブルで断念し、方針を変更します。
全く方向違いですが、酒々井アウトレットに近い、9月にオープンしたばかりの「町中華 トナリ飯店 酒々井店」にハンドルを向けます。
タンメンとギョウザで有名な「トナリ」が始めた「町中華コンセプト」の新業態店。
元々はセブンイレブンだっと思うのですが、最近は郊外型のコンビニ跡地への異業種の出店が多いと感じます。


12時15分にチェックイン。
既に入口脇に何台か置かれた長椅子には数組が待っています。
入り口で名前を書いて、店内で待つこと5分。
カウンター席なら座れるというのでお願いしました。
メニューは基本の濃厚タンメンの他、味噌タンメンや辛激タンメンなどの変わりタンメンや、丼、定食、一品などラインナップが豊富で、通常のトナリとは異なる「町中華コンセプト」。


オーダーはQRコードを読み取るスタイル。


これが便利なようで、実はそうでもありません。
なぜなら、スマホ画面に合わない表示なので、メニューの文字が小さすぎて読めないのです。
結局、直接店員さんに濃厚タンメン2つ餃子1皿をオーダー。
他のテーブルでも同じ問題が起きているようで、省力化と非接触を狙ったDXも上手くいっていません。
店員さんは元気で明るい接客で、フットワークも良いのですが、このシステムのせいで余計忙しくなっているようです。


店内は満席。
餃子が出てくるまで、10分弱待ちました。
トナリは久しぶりですが、大ぶりの餃子は同一規格。


ニンニクがしっかり効いた、野菜たっぷりの餃子は美味。
ビールが飲みたくなります。


追いかけるように濃厚タンメンも到着。
炒め野菜が山盛りです。


まずはスープをひと口。
豚骨ベースの濃いめのタンメンスープが旨い。


麺はもちろん極太。
平打ちの滑らかでもちっとした麺は、太くても喉越しは良く、食べ応えもあります。


炒め野菜は、出来立てのシャキシャキ。
これだけの野菜が一食で取れるのは良い事です。


麺と一緒に引き上げて啜ります。
服に飛ばさないように慎重に。


中盤に卓上のブラックペッパーを振って味変。


終盤、急に腹パンになります。
やはり、結構なボリュームです。


なんとか寄り切りましたが、さすがに塩味の強いスープの飲み干しは封印。


定食を食べている家族連れも目立ちます。
リアルトナリを知らなくて、新しい町中華ができたと思っている方も多いでしょう。
私たち夫婦にとっては、アウトレットに来たときのランチの選択肢が増えたというメリットを感じました。

関連ランキング:中華料理 | 南酒々井駅

町中華 トナリ飯店 酒々井店中華料理 / 南酒々井駅
昼総合点★★★☆☆ 3.3

2023年11月1日水曜日

【「東京ラーメンストリート」の新店をリサーチ訪問。野方の味噌ラーメンの人気店「花道庵」】

 

東京ラーメンストリートに新店が2店舗オープンしました。
早速会社帰りのラー活で訪問します。
今日はそのうちのひとつ、味噌ラーメンの花道庵


先に食券を購入してから並ぶスタイル。
ご多分に漏れず、案内表示は日英中韓の四か国語対応。


野方に本店がある東京味噌ラーメンの人気店が、東京ラーメンストリートに出店。
千葉に住む私にとって、東京駅で城西の人気店のラーメンが食べられるのは有難い。


味噌ラーメンには辛い種類もありますが、今日は基本の東京味噌ラーメン味玉入りで頼むことにします。


20分ほど並んで入店です。


店員さんに声をかけて、紙エプロンを貰います。
若いスタッフは皆元気よく、明るい接客が気持ち良いので、ラーメンへの期待も高まります。


着席してからはさほど待たずにラーメンが出てきました。
トッピングは分厚い豚バラチャーシュー、太切りメンマ、もやしと、トッピングした味玉。
味噌ラーメンらしからぬプレゼンスですが、スープはまごう事なき味噌ラーメンのそれ。
SNSでしか見たことのない人気店のラーメンが目の前に現れました。


まずはスープをひと口。
見た目からも想像されましたが、優しい味噌の味わい。
合わせ味噌なのでしょうが、仄かな甘みもあって味噌汁のようにほっこりする味が、良い意味で肩透かし。


続いて麺。
極太ストレートの麺は、卵麺。
ツルモチっとした食感と優しい小麦の味は、やはり優しい味噌スープとの相性も抜群です。


トッピングは普通のラーメンのような分厚い豚バラチャーシュー。
分厚いけれど柔らかく、甘辛い味すら感じます。


味噌ラーメンには唐辛子。
卓上の一味はたっぷりと振ります。
あとは家に帰るだけですから、おろしニンニクも加えます。


優しい味噌ラーメンが、キリッとして更に美味しくなります。
もやしもシャキッとして美味しい。


味玉は私の好みよりは少し固いものの、いい塩梅の半熟です。


最初は気が付かなかったのですが、麺の中から挽肉も現れました。


並盛りでも200gの麺量は、食べ応え十分ですが、麺自体が美味しいので、スルスルと食べられます。


飲み干したいスープでしたが、それは我慢。
ご飯にかけて食べたいほどでした。


特別なにか驚く仕掛けのあるラーメンではありませんが、丁寧にバランスよく作られている印象。
特に味噌と極太麺という、ワイルドになりがちなラーメンがこれほどまでに優しく作られているのには感服しました。
再訪リスト入りです。

関連ランキング:ラーメン | 東京駅京橋駅二重橋前駅


味噌麺処 花道庵ラーメン / 東京駅京橋駅二重橋前駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

【コロナ禍で選択肢が激減した新橋お魚ランチの選択肢の中で、こっそり教えたい「初島」で海鮮丼】

 

今日はレイトランチとなりました。
同僚に美味しい海鮮ランチのお店「伊萬里」を紹介しようと足を伸ばしたら、なんと水曜日はランチ休業。
新橋方面に踵を返し、オルタナティブチョイスを思案します。
「お魚ランチ」の口になっているので、西口の飲食店街路地にある「初島」へ。
雑居ビルの階段を上った2階、知らなければ絶対来れないお店です。
先代の時代はSL広場近くの路地にあったのですが、今は息子さんと思しき方がこちらで営業中。
満席で10分ほど待ちました。
前回来た時は初島定食を頼んだので、今日は海鮮丼を頼みます。


同僚たちと話している間に料理が運ばれて来ます。 


海鮮丼にはびっしりと刺身がのっています。


汁物はあら汁なのが嬉しい。


焼魚はサバとシャケが選べますが、シャケにしました。
切れ端ですが、味は同じ。


これで900円。
意外と高い新橋ランチにあっては、高コスパ。


まずはあら汁から。
薄めの味付けです。
おかわり自由なのですが、汁物マニアの私としたことが、今日はうっかり忘れてしまいました。


海鮮丼のお刺身はネタの鮮度も良く、質素な塗りの器と盛り付けに反して、高クオリティ。


一見、さほど量があるように見えませんが、意外とご飯も多く、少なめにして貰えば良かったと後悔する位。
ちなみに後輩はご飯とあら汁をお代わりしていました。


雑居ビルの奥のわかりにくい場所で、お世辞にも洒落てはいませんが、コスパの良さからか、先代の店と違って若者サラリーマンをよく見かけます。
コスパが良いので、若者のリピーターがいるのでしょう。
女性もよく来ているので、かつてとは客層も変わったようです。
こっそり教えたい秘密のランチスポットです。

関連ランキング:日本料理 | 新橋駅汐留駅内幸町駅

初島日本料理 / 新橋駅汐留駅内幸町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

2023年10月31日火曜日

【汐留日テレタワーのオオバコ中華料理「潮夢来 (チョウムンライ)」で上海式サンラータン麺。人手不足なのか、料理がぬるくなってしまう残念なオペレーション】

 

汐留ニューカマーのスタッフのSさん、Yさんにお店のレパトリーを増やしてもらおうと、今日のランチは日テレタワーの一階にある中華料理「潮夢来 (チョウムンライ)」へ。
お店の入れ替わりの激しい汐留エリアで、開業当初から生き残る希少なお店です。
ミドルアッパーの中華料理店ですが、個室からテラス席まで備えたかなりのオオバコ店。


行列は店内のみでしたので並ぶことにしましたが、タイミングが悪かったようで、結局20分待つことになります。
個室に案内され、多分食べたことがない上海式サンラータン麺を頼みます。
ご飯がサービスで付けられますが、それは控えます。


料理が出てきたのはそこからさらに10分後。
並び始めてから30分が経っています。
今日は選択を誤りました。


まずはスープを一口。
酸味も辛さも控えめのマイルドなサンラータンメンです。


麺を引き揚げます。
厨房で出来上がってから運ばれるまで時間がかかっていると感じるスープのぬるさと、麺ののび具合は残念です。
エッジの立った小麦の風味を感じる硬めの麺が美味しいお店のはず。
並んでいる時から感じていたのですが、ホールも厨房も、このオオバコ店を回すだけの人手が足りていないようです。


本当は美味しい店のはずなのに、色々と残念です。


デザートはタピオカ入りのココナツミルク。
これが一番美味しかったのは皮肉です。
コロナ禍を経て、色々と歯車が噛み合わない不具合が起きているようです。


関連ランキング:中華料理 | 汐留駅新橋駅築地市場駅

潮夢来中華料理 / 汐留駅新橋駅築地市場駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2