「じゃあ、一杯飲むか。菊富士で」と返信。
残業を終えて、勝田台に着いたのは20時前。
地元サラリーマンの憩いのオアシス、菊富士2号店。
相変わらず人気の大衆酒場。
果たして席が空いているでしょうか。
かろうじてカウンターに二席。
私はそこに身体を滑り込ませて、息子の到着を待ちます。
今日のオススメ。
鰹刺身が気になります。
息子も到着。
まずは生ビールで乾杯。
隙きを見つけて、手際よく注文を入れるのも居酒屋道。
すぐ出てくるカウンターの大皿からそら豆。
息子の好物のエイヒレ。
この店の刺身は仕入れが良いので、活きも良くコスパは抜群。
鰯は丸ごと一匹です。
これも息子の好物、イカの丸焼き。
いくつになっても屋台的なものが好きなようです。
私はシャリキンホッピーにチェンジ。
キンキンに冷えたジョッキとソトに、シャリシャリに冷凍したナカが入った三冷スタイル。
ホッピーは氷を入れると薄まるので、ナカ、ソト、ジョッキを冷やす三冷スタイルが正統派。
特に中を凍らせたシャリキンは、時間が経過しても温くならない優れものです。
オススメで気になったアジフライ。
素朴な味ですが、大衆酒場らしい一品です。
狭いカウンターは料理で一杯。
氷ボール300円。
270円の焼酎ハイボールに氷が入ったもの。
城東エリアの居酒屋で供される下町ハイボールが地元で飲めるのが嬉しい。
息子の相談事を聞きながら、自分が若かった頃に思い出が重なります。
就職と同時に親元を離れ、20代で父を亡くした私は、こうやって父親と一杯飲みながら男同士の人生相談をすることが出来ませんでした。
だからというわけではないのでしょうが、私は息子たちと居酒屋で酒を酌み交わしながら、仕事や人生について語らうのが大好きです。
氷ボールをお代わり。
明日は土曜日です。
もう少し飲んでもいいでしょう。