2020年1月31日金曜日

大阪の友人たちと野毛ではしご酒④ 野毛に来たら外せない「都橋商店街ビル」。バー「スーパージントニック」で店主こだわりの一杯


台湾料理「第一亭」「孤独のグルメ」井之頭五郎気取りで料理を楽しんだ我々は、とうとう4軒目。
終電の時間も気になる私です。
野毛に来たら外せない都橋商店街ビルへ。
「ホッピー仙人」をはじめ、ユニークな名店が軒を連ねる飲食店街は、野毛を代表する風景です。


そこの一階に、Yさんが嗅覚で見つけた小さなバーがあります。


その名もズバリ、スーパージントニック


狭いL字カウンターに先客が3人。
そこに我々3人が入って満席というお店です。


もちろんオーダーは、店主こだわりの、店名にもなっているジントニック


突き出しは渇きもの。


本日4度目の乾杯です。


飲み口は軽やかで、それでいて炭酸のパンチも効いています。
ライムの酸味がバランスよく効いていて、実に美味。
たちまち飲み干してお代わりです。
こだわりの作り方の口上を、若いマスターから伺いましたが、かなり酔っていた私の記憶に留まっていないのは残念です。


居合わせた男性の若者3名とオジサンたちは意気投合。
聞けば彼らも初めて来たとか。
その割には常連風情なのは、我々同様野毛の酔客らしいところ。
マスターも交えて、楽しいトークが弾みます。
こんな出会いも、この街らしいもの。
ラスト一杯は、私が大阪時代にこよなく愛した南森町のバー「ホワイトラベル」でいつも飲んでいたデュワーズホワイトラベルハイボール


ふと時計を見ると、もう終電の時間です。
遠く千葉まで帰らなければなりません。
しかし、私の乗った横須賀線は無情にも人身事故の影響で遅れてしまい、乗り継ぎの電車に間に合わず、新橋のサウナ泊まりとなりました。





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夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪の友人たちと野毛ではしご酒③ 「孤独のグルメ」で人気の台湾料理「第一亭」でパタン、チート炒めとホルモン炒め


野毛はしご酒の三軒目は、先ほどの「満州焼 庄兵衛支店」のすぐ裏にある台湾料理「第一亭」


「孤独のグルメ Season3」で放送されたのは2013年7月。
当時私は大阪に転勤中で、「行ってみたい」と思いながら7年も経ってしまいましたが、ようやく念願の初訪問です。


ちょうど我々がお店に入ろうとすると、4、5人の若者グループが出てきました。
待たずに入店は確実です。


小上がりに案内され、早速ドリンクから。


私は酎ハイプレーンを頼みます。
本日三度目の乾杯。


メニューをチェック。
といっても、オーダーするものは決まっています。


前菜でむし鳥青菜炒め


チートのしょうが炒めもマストオーダーの人気アイテム。
ガツ(豚胃)を生姜風味のあんかけ風に炒めたもの。
毎朝来る豚の卸売りの人が「チート」と呼んでいたからだとか。


そこに、もはや裏メニューとも言えない有名なパタンがスープと一緒に登場です。
井之頭五郎が、他のお客さんがメニューに無い「パタン」を頼むのを聞いて、訝しがった、あの料理。


テーブルの上は、一瞬にして賑やかになりました。


強烈なにんにく風味のパタンは、冷たく締めた冷麺風。
出刃包丁の背中でにんにくを叩くときに「パタン」という音がすることから名が付いたという、常連さん発案の裏メニューですが、今やこの店を訪れる誰もが知るポピュラーな料理になっています。


小皿に取り分けて。
3人だと色々頼めるのが嬉しい。


パタンにはたっぷりとにんにくが入っています。


更に追加でホルモン炒め
これも名物料理です。
コリコリした小袋に絡むピリ辛なにんにく風味の味噌味に、アルコールも進みます。


横浜といえば、サンマーメン


語源の由来は諸説ありますが、サンマが入っているわけではありません(笑)
もやしがたっぷり入ったあんかけラーメンの総称。
神奈川県の中華料理屋のご当地ラーメンとして知られています。


麺をしっかりリフトして、3人でシェア。


私の締めはハイボール
ホール係のお母さんをはじめ、アットホームな家族経営の雰囲気は、テレビで人気が出たからといって奢ることのない下町人情が嬉しい。


パタン麺のお持ち帰りが出来るという貼り紙がありました。
店内に唯一裏メニューが表記されているのを発見しました。


お店を出たのは閉店の21時を少し回っていました。
美味しい料理と、心温まる接客を楽しんだ三軒目となりました。





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第一亭台湾料理 / 日ノ出町駅桜木町駅伊勢佐木長者町駅
 
夜総合点★★★☆☆ 3.7

大阪の友人たちと野毛ではしご酒② 日ノ出町「元祖 満州焼 庄兵衛支店」の満州焼とホッピーでリスタート


厳しい仕切りの「福田フライ」で、その洗礼を受けてからの二軒目です。
案内役のYさんについて、どんどんと野毛小路を奥へ。
「私はいつもこの通りよりも、向こうで飲むことが多いんです」
という彼女は、野毛本通りを渡って、野毛の仲みちに分け入ります。
途中で、彼女が気になっているというお店もパトロール。


優しい女将が切り盛りするという「あさひや」を覗きますが、小さな店なので入店は叶わず。
タイミング次第の難度が高いおでん屋なのです。


そのまま野毛の一番奥、長者橋の手前まで来ました。
ここにYさんが前から気になっていたという「元祖 満州焼 庄兵衛支店」があります。


外観通り、店内はテーブル席とカウンターのオオバコ。
8割がた埋まっている人気店です。


メニューには書いてありませんが、ホッピーがありましたので、私はそれを。


焼き物を頼むことにします。
もちろん謎の満州焼はマストオーダー。


ようやく今日最初のホッピー
焼酎のナカは別のグラスで出てきます。
洗う手間が増えますが、明朗なシステム。


本日二度目の乾杯。


ブラックペッパーが振られた自家製ポテトサラダは、家庭的な味が嬉しい。


これが満州焼
「庄兵衛オリジナル かしらの味噌焼き」
とメニューにありました。
焼鳥ではなく、豚もつなのです。


まぐろネギ味噌焼き。
正統派のねぎまです。


とりピーマンかしら塩


そして、とりネギ
焼鳥と豚もつ焼きの異種格闘技。


ホッピーのナカをお代わりしてから、締めのもう一杯はハイボール
ご常連らしいサラリーマン客でお店は賑わい、ホール係の女性も大忙し。
そろそろ河岸を変えることにします。






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