台湾料理「第一亭」で「孤独のグルメ」の井之頭五郎気取りで料理を楽しんだ我々は、とうとう4軒目。
終電の時間も気になる私です。
野毛に来たら外せない都橋商店街ビルへ。
「ホッピー仙人」をはじめ、ユニークな名店が軒を連ねる飲食店街は、野毛を代表する風景です。
そこの一階に、Yさんが嗅覚で見つけた小さなバーがあります。
その名もズバリ、スーパージントニック。
狭いL字カウンターに先客が3人。
そこに我々3人が入って満席というお店です。
もちろんオーダーは、店主こだわりの、店名にもなっているジントニック。
突き出しは渇きもの。
本日4度目の乾杯です。
飲み口は軽やかで、それでいて炭酸のパンチも効いています。
ライムの酸味がバランスよく効いていて、実に美味。
たちまち飲み干してお代わりです。
こだわりの作り方の口上を、若いマスターから伺いましたが、かなり酔っていた私の記憶に留まっていないのは残念です。
居合わせた男性の若者3名とオジサンたちは意気投合。
聞けば彼らも初めて来たとか。
その割には常連風情なのは、我々同様野毛の酔客らしいところ。
マスターも交えて、楽しいトークが弾みます。
こんな出会いも、この街らしいもの。
ラスト一杯は、私が大阪時代にこよなく愛した南森町のバー「ホワイトラベル」でいつも飲んでいたデュワーズホワイトラベルのハイボール。
ふと時計を見ると、もう終電の時間です。
遠く千葉まで帰らなければなりません。
しかし、私の乗った横須賀線は無情にも人身事故の影響で遅れてしまい、乗り継ぎの電車に間に合わず、新橋のサウナ泊まりとなりました。