ランチは外食しようということになり、妻と二人で買い物を兼ねて出かけました。
JR佐倉駅そばにある広東料理福来軒。
妻の友人の勧めで、地元ながらも未訪問の町中華です。
それなりに歴史があるようですが、見落としていたお店です。
13時過ぎとあって、ピークは過ぎたようです。
先客は二組。
手作りジャンボ餃子が名物だそう。
雰囲気は家族経営の町中華ですが、料理のラインナップは一品も充実した本格的なもの。
夜の使い勝手も良さそうです。
サービスメニューというのは、ランチ向けの料理でしょうか。
麺類のページには手書きで「野菜いっぱい」とあります。
所々に赤い字で注釈がありますが、そんなメニューも手作り感があってほのぼのとします。
それよりなにより、相当な種類です。
そして名物のジャンボ餃子は一皿2個で190円。
これは一人1個で十分らしいので、それとは別にラーメンをそれぞれ頼むことにしました。
妻が頼んだのはラーサイメン。
醤油ベースの辛いラーメンです。
私は写真付きでメニューにのっていた肉味噌そば(独特味噌味)を頼みました。
確かに野菜たっぷりです。
スープをひと口。
あまり濃すぎない味噌味は、合わせ味噌を使った味噌汁的な味わい。
確かに一般的な味噌ラーメンとは異なるので、「独特味噌味」という言い方も、なるほどと思います。
野菜も多いですが、豚肉もたっぷり。
麺もかなりの量なので、これで700円は安い。
麺は中太。
軽いウェーブがあるタイプ。
ひと口啜ってから唐辛子をかけ忘れていたことを思い出しました。
味噌ラーメンには唐辛子が合うのです。
半分食べても、まだこの量です。
そこへジャンボ餃子が出てきました。
確かにデカい!
サイズがわかるように割りばしとコップを添えてみました。
銀座天龍もびっくりのサイズです。
もちろん一口では到底食べらません。
中の餡も当然ながらすごい量。
皮が餡の質量を支えきれない感じです。
もっちりした皮。
一部固いところがあったので、水が足りなかったのかもしれません。
生姜が入った餡の味がユニークです。
揚げゴマ団子のデザート付き。
餃子もジャンボ、ラーメンもボリューム満点でお腹いっぱい。
餃子は名物の割にはちょっと、という感じでしたがラーメンは町中華らしい味だったので、違う種類を食べてみたいと思いました。
隣のテーブルの人が食べていた焼きそばも美味しそうでした。
お会計は、車いすに座った90代かもしれないおばあさん。
厨房は息子さんでしょう。
ホール係はお孫さんなのかアルバイトなのか、高校生の女の子が二人。
アットホームな雰囲気ですが、やはりここも深刻な後継者問題があるなと感じました。