会社を出るとブルッと震える寒さ。
温かいものを食べたいと思い、会社帰りに南扇町の旬味ひげに立ち寄りました。
電話してから伺ったので、カウンターの端のマスターの前の席をキープしてくれていました。
カウンター席はまだ空いていましたが、テーブル席はほぼ満席。
相変わらず繁昌しています。
まずは今日のオススメから選びます。
私の今日のニーズにぴったりの料理がありました。
かき味噌小鍋。
生ビールは欠かせませんが、寒いので小サイズ。
「キャノンデールさん、ラッキーでしたよ。今日はかきがすごい人気で、これがラストです」
ツイていました。
味噌は八丁味噌。
「甘い味噌が苦手な人もいますから、これなら色んな人にも楽しんでもらえるかなと思って」
お客さんのことを第一に考えるマスターの、目に見えない工夫。
やっぱりこの季節はかき。
実に美味。
もう一つ温かいものを頼みました。
京野菜の海老芋揚げ出し。
独特の粘りのある芋ですが、ほっこりと温まります。
出汁の加減も文句なし。
お造りも今日のオススメから盛り合わせてもらいました。
活さば。
背とハラミを盛り合わせてくれました。
天然平目。
キープしてある里の曙をロックで。
気になるメニュー。
去年も食べた冬の逸品です。
ぶり大根。
出汁にぶりの味が沁みています。
「美味しいですねぇ」
とマスターに言うと
「ありがとうございます。付きっきりでアク取りをした甲斐がありました」
深みがあるのにクリアな味の秘訣は、そんな隠れた努力の末に生まれるものなのです。
ぶりの身の繊維が心地良い食感。
しっかりとクリアな出汁を吸い込んだ大根はいくらでも食べられそう。
焼酎が無くなったので、再入荷した赤霧島にしました。
お店はいつの間にかカウンターもテーブルも満席、そして私は満腹。
いつものようにお店の前まで見送ってくれたマスター夫妻にお別れを告げて、家に向かってブラブラと歩きはじめました。
早く帰って熱いシャワーを浴びよう。
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