寅屋 本町店で残り少ないネタながらも旨いモツを堪能した私ですが、小腹が空いています。
はしご酒ではなく締めラーメンにしようと思い、路地裏を抜けて向かったのは「中華蕎麦 きよし」。
船橋の煮干しラーメンの老舗にして名店の誉れ高い「赤坂味一」の次男が開いたお店。
「赤坂味一」の流れを汲みながらも、オリジナリティがあると評判のお店ですが、私は初訪問。
あちらは昼だけの営業ですが、こちらは夜も営業しているのがありがたい。
麺は地元の製麺所「山田食品」というのは味一と同じです。
SRY(SUSURUラーメンオブザイヤー)の2023年度煮干し部門受賞。
食べログでもこの日時点で3.6を超える高評価を得ています。
入口で食券を購入します。
赤坂味一はラーメン(煮干し)のみのシンプルなメニューですが、こちらは基本の中華蕎麦以外に味噌やピリ辛味噌、ネギニラまぜそばがあります。
味一同様、他店の大盛並みの麺量です。
特製にしたので、チャーシュー増量、海苔、味玉入りの豪華版。
ナルトがなんとも懐かしく、可愛い。
どこか懐かしさと深みのある味わいですが、赤坂味一よりは煮干しや醤油の味に丸みを感じるマイルドな仕上がり。
懐かしく優しいラーメンは、締めにはピッタリ。
山田食品の中太ストレート麺を啜ります。
優しい煮干し醤油ともナイスマリアージュ。
チャーシューはモモ肉。
昨今のバラ肉とは異なる固い肉質ですが、これもノスタルジックで良い。
メンマはしっかり味が染みています。
中華蕎麦らしい固めの味玉。
味一には無いトッピングなので、たまご好きの私は嬉しい。
並でも240gとボリューム満点の麺は、中盤にさしかかっても、まだ相当残っています。
ブラックペッパーを振って味変。
なんとか麺は寄り切りましたが、スープまでは手が回りませんでした。
懐かしく優しいラーメンは、締めにはピッタリ。
駅から少し離れますが、ちょっと足を延ばす価値のあるお店です。
帰る頃には、いつの間にか満席になっていました。
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