初訪問の「天下泰平酒場北口2号店」で盛り上がった我々は、久しぶりのハシゴ酒を楽しむべく2軒目へ。
新進気鋭の店をハシゴしようと狙っていた「張小姐餃子」は定休日。
私の大好きな「蘭州」も定休日とあって、月曜日は展開に苦慮します。
旧赤線地帯の路地にある「とっちゃんぼうや」を目指すも、臨時休業。
あたりをウロウロ探索していたら、もんじゃ焼きのお店を発見しました。
紅一点のKさんが
「ここにしましょうよ!私、もんじゃ焼き大好きなんです」
と言います。
新規開拓にもちろん異論はありませんので、そのまま突入します。
この辺りの路地のお店に共通の、間口が狭く奥行きが深い「特飲街」特有の造り。
鉄板が埋め込まれたテーブル席に陣取り、まずは本日二度目の乾杯です。
オーダーは、自称「もんじゃ焼きの達人」Kさんに全てを委ねることにします。
当店の「推しメニュー」と思われる「特製オリジナルもんじゃ」のラインナップから「元祖特製塩もんじゃ」と「グラタンもんじゃ」をチョイス。
人当たりの良いご主人がタネを運んできてくれました。
明太子とショウガをトッピング。
ここから先はTさんに任せて、私はアルコール摂取に専念します。
まずは塩もんじゃから。
具材を細かくコテで切り刻みながら、混ぜ合わせて炒めます。
手際の良い彼女のコテ捌きは、酒のつまみにもなるパフォーマンス。
大阪出身の私も、鉄板焼き系は得意なのですが、やはりお好み焼きともんじゃでは勝手が違います。
リング状にダムを作り、その中にタネを注いでいきます。
火が通ったら、更にしっかりと混ぜ合わせていきます。
粉モンは、麺類同様、お酒の締めには合うのでしょう。
一軒目で相当食べたはずなのに、別腹です。
続いてグラタンもんじゃ。
もんじゃ知識が薄い私には驚きの具材ですが、それがもんじゃの面白いところ。
もっとも、昨今はお好み焼きのトッピングもバラエティがあるので、両者はボーダレスになりつつあるのかもしれません。
刻んだチーズとベーコンがたっぷり。
こちらも、Tさんが手際よく作ってくれます。
まさに上げ膳据え膳。
とろけるチーズの香りに食欲が刺激されます。
グラタンと言っても、クリームソースの味がするわけではありませんが、言い得て妙な味。
すっかりお腹いっぱい。
久しぶりにいつものメンバーでのハシゴ酒で、コロナ禍を吹き飛ばす爽快な気分になりました。
後は、乗り過ごさずに帰れるかどうかですが、それが最大の問題です。
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