単身赴任時代に住んでいた懐かしい思い出の天満で締めくくることにしました。
飲兵衛の町天満とはいえ大晦日に開いている店は限られます。
天満駅すぐの路地裏にある立ち飲み みき屋の、ホッピーの看板に釣られてチェックイン。
私が住んでいた頃には無かったお店だと思います。
大阪にも次第にホッピーが浸透してきたのか、なんだか嬉しい。
大晦日も元旦も営業しているとは、天満の飲兵衛には有難い。
L字のカウンターには、大晦日にも関わらず、私同様懲りない面々が肩を並べて立ち飲んでいます。
実にいい風景。
目の前にはなかなか揃えの良い焼酎の一升瓶。
お値段は、天満の立ち飲み価格。
ドリンクメニューも種類が豊富。
とりあえず黒ホッピーを頼みます。
ナカは二杯分が別で出てきます。
コストコンシャスな大阪人を意識したマーケティングなのでしょうか。
さて、作戦を立てましょう。
レギュラーメニューは安定の総合居酒屋メニュー。
ホワイトボードのメニューもしっかり確認。
お造りもあるようです。
ネタケースにはその鮮魚が。
赤身とタテガミが盛り合わされた一皿。
500円でこれは、なかなかのレベル。
手元のナカをお代わりで注いで、黒ホッピーは二杯目へ。
いいペースです。
私の大好物、厚切りハムカツはマストアイテム。
他のお客さんが頼んでいて美味しそうだった馬すじおでん。
良い感じの中盤です。
馬すじおでんは、牛すじとは異なるさっぱりとした食味。
「ビタミンも豊富だよな」
と、場違いなイマジネーション。
ハムカツにはソース。
卓上はウスター一択でした。
テレビのチェンネルは「RIZIN」。
ここに来る客は、紅白歌合戦など興味は無いのです。
アルコールはブラックニッカハイボールにチェンジ。
人気のだし巻玉子は、注文を受けてから焼く、一本焼き。
時間かかるけど、やっぱり浪速の味はしみじみ旨い。
これで380円の破格。
最後はプレーン酎ハイ。
締めはとろろ昆布がのった、浪速の湯豆腐。
懐かしい浪速居酒屋の味、出汁豆腐です。
しみじみ旨い。
心も身体も温まる久しぶりの天満の夜を楽しみ、幸せな気分でお会計を済ませました。
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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