住吉からスタートしたはしご酒の会は、栃木屋~ひげの平山と錦糸町に向かって流れてきました。
締めの三軒目は、錦糸町駅南口からほど近い、京葉道路沿いの大衆酒場 小松へ。
アーケード商店街のビルの1階にある昭和レトロな店構えの大衆酒場。
創業以来60年以上だそうですから、昭和、平成、令和を生き抜いたお店ということになります。
通りに面してかかる色褪せた暖簾が、その歴史を物語っています。
店内に入ると、そこは大衆酒場王道のコの字カウンターの設え。
大通りに面したターミナル駅前の店とは思えないタイムスリップ感。
今時、デジアナ変換のブラウン管テレビというのも、その一つ。
表の喧騒が嘘のようです。
ゆるりとグラスを傾ける先客もあまりいないのは、ラストオーダーまであまり時間が無いからでしょう。
私は酎ハイを頼み、本日最後の乾杯です。
壁に下がるメニューの札は、左右対称ではないため、ぐるりと首を回して全貌を把握します。
つまみはマカロニサラダと肉ニラ炒めを注文。
マカロニサラダにはキャベツが添えられていました。
肉ニラ炒めは、かなりのボリューム。濃い目の味付けが酒に合います。
今日一日の野菜不足を一気に解消。
コの字カウンターの中を行き来する、少し背が曲がったご主人は、余計な口を利かず、大衆酒場の主として控えめながらも存在感を示しています。
ラストオーダーまで粘ってセンベロのお会計。
ここは、一人でふらっと来て、ゆるりと飲むのがぴったりなお店だと思いました。
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