今回の名古屋帰省はクイック。
お義母さんの通院に付き添った後、遅いランチで味噌煮込みうどんを食べてから名古屋駅に向かうことにします。
前回は緑区の地域密着店「めん処すずき」で豚味噌煮込みうどんを頂きました。
今回伺うのは川名の「まことや」。
木造一軒家の趣のある造りで、1977年(昭和52年)創業の昭和の名店です。
「手打」の文字と「みそ煮込」と染め抜かれた白暖簾が質素ながらも、店のプライドを感じます。
記名帳はなく、ひたすら並びます。
この日は13時半に来ましたが6人待ち。
中にも待合があるので、10人以上待っていることになります。
今日は北風が強くかなり冷えるので、外で待つのは辛いですが、その分みそ煮込みうどんが美味しく食べられそうです。
並んでいる間にメニューが渡されます。
メニューはみそ煮込みだけというシンプルさ。
すまし煮込みという醤油味の選択はできますが、基本は具材を選ぶだけ。
15分ほど待ってようやく店内へ。
親子みそ煮込みを頼みます。
お値段は税込1,380円とリーズナブル。
続々と運ばれているみそ煮込みの鍋とその香りにそそられて、頼んだ後で大盛に変更してもらいます。
「まだ大丈夫ですよ」
と優しいお兄さんに変更を受けてもらい、ホッと胸を撫で下ろします。
テーブルに着席したのは並び始めてから20分ちょっと。
店内はみそ煮込みの熱気もあってか、外の寒さで凍えた体がようやくほぐれてきました。
着席してからは、程なくみそ煮込みが運ばれてきました。
土鍋の中でグツグツと煮立った味噌が食欲をそそります。
まずは味噌スープを一口。
しっかりと豆味噌の風味を感じますが、出汁とのバランスも良く非常に食べやすい味。
手打ちうどんを引き上げ、小鉢に移します。
固さは山本屋のような“生煮え級の硬さ”ではなく、 コシは強いものの、噛むとモッチリしていて、それでいて噛み応えのあるうどんです。
玉子を鍋から掬うときにうっかり黄身を割ってしまい、たまご好きの私は痛恨の極み。
唐辛子を振って味変。
七味と一味の用意がありますが、一味をチョイス。
ドバっと出てしまい、またも失敗。
今日は美味しいみそ煮込みを前にして、落ち着きのない私です。
大盛は食べ応えがありましたが、美味しいのでスイスイと食べられます。


















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