新橋の会社から行きやすくはなりましたが、コロナ禍のリモートワークで出社自体が少なくなり、やはりなかなか訪問は叶いませんでした。
第7波もようやく落ち着いてきた出社日の今日、会社帰りに訪問することにしました。
「麺処 ほん田 秋葉原本店」はJR総武線の高架下なので、雨が降る今日でも濡れずに待つことができます。
18時半の到着で、行列は14人。
看板に書かれている決められた行列の最後尾に並びます。
並んでいる間に店員さんが順番に食券の購入を案内してくれるシステム。
店員さんに声をかけられ、店内の券売機まで案内されます。
店員さんに確認したところ、昆布水つけ麺であることに変わりはないそうなので、全部入りの特製醤油つけ麺にしました。
1,600円はラーメンとしては破格ですが、値段に見合う内容だと評判です。
ちなみに昆布水は150円で増量可能。
並び始めて35分、ようやく入店です。
カウンター席に案内されました。
もちろんアクリル板で仕切られています。
店員さんにお願いして不織布エプロンを貰いました。
おっちょこちょいの私には必需品。
最初に出てきたのは、なぜか藻塩とスダチ。
これをつけて、麺だけでも味わって欲しいとの事。
特製醤油のつけ汁と昆布水つけ麺も出てきました。
特製は全部入り。
増量されたチャーシュー4種、高級国産海苔、味玉がデフォルトでついてきます。
まずはお店のお薦めに従い、麺だけを頂きます。
秋葉原出店と同時に始めたという自家製麺。
ラーメン、つけ麺、担々麺用の3種類を作り分けているそうで、北海道産「はるゆたか」をメインに国産小麦粉3種類をブレンドし、製麺してから一晩寝かせたものを使用しているとの事。
全粒粉の小麦の香りと、もちっとした弾力。
喉越しが良いのに歯切れも良い、実に美味しい麺です。
これだけでもスルスルと食べられてしまいます。
そこに昆布水つけ麺をニュルリと潜らせて、啜ります。
少し濃いかな、と思ったつけ汁も、昆布水つけ麺と融合することで、絶妙なバランスに変化します。
これは旨い。
特製は枚数が増量されています。
部位は豚肩ロースと豚ロース、鶏モモで、豚肩ロースは脂身側と赤身側に分けてカットする芸の細かさ。
私の好物の味玉も程よい半熟加減。
チャーシューは食べても食べても減りませんが、味や食感がすべて違うので飽きません。
嬉しい悲鳴。
チャーシューに隠れていた自家製メンマも美味しい。
麺はあっという間に完食。
100円追加して中盛にすれば良かったと、プチ後悔。
私が食べ終わるのを見計らって、スープ割りを勧める声がかかります。
普通はお客から声をかけるもので、店によってはポットにスープを入れて置いておくズボラもある中で、細やかな気配りが嬉しい。
割りスープも注ぎやすい器で出てきます。
「熱いのでお気を付けください」
の一言を添えてテーブルに置かれます。
割りスープを注いで、スープ割りを楽しみます。
つけ麺は、ここまでが料理。
1,000円を超えた途端に、客足が遠のくというジンクスが業界にありますが、確かに1,600円は高いとはいえ、納得のいく味とサービス。
店員さんたちの気持ち良い接客と声かけも、そのお値段の内。
次回は醤油ラーメンを食べに来てみたいと思いました。
麺処 ほん田 秋葉原本店 (ラーメン / 秋葉原駅、岩本町駅、末広町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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