一緒に苦楽を共にした、戦友ともいえるM部長の帰任は、私も淋しさを禁じ得ません。
今日は、その彼とサシ飲み。
彼がお気に入りの中津の阪急ガード下にある、焼肉茜に向かいます。
夜は冷え込んできた大阪。
グランフロントもクリスマスの装いです。
阪急の線路沿いに北へ歩きます。
済生会病院前交差点の手前。
阪急のガード下に赤い暖簾が見えます。
炭火焼肉の店茜。
カウンター席の左端に詰めて座るように指示されます。
この後、どんどんお客さんが増えてくるからです。
まずはスーツを脱いで、鞄と一緒にビニール袋に入れます。
炭の火は熾きています。
牛脂を網に塗ってくれて、スタンバイ完了。
メニューは壁にプレートがかかっています。
注文はお客が自分で伝票に正の字を記入して店員さんに渡すシステム。
印刷されていないメニューは、自ら書き足します。
まずは生ビールで乾杯。
帰任おめでとう。
突出しの生キャベツ。
バラサキ、ハラミ、カルビ。
狭いカウンターの上はたちまち一杯です。
特製タレ。
ナムル盛合せ。
M部長が私に気を遣って焼いてくれます。
当店のカルビは骨付き。
手で掴んでかぶりつきます。
テッチャンは脂がたっぷり。
私は酎ハイストレート。
M部長は麦焼酎とウーロン茶を頼み、自分で乙類酎ハイを制作しています。
お酒の耐性が低い彼が、濃い酎ハイを飲んでいるので、こちらはヒヤヒヤです。
レバーとツラミを追加。
私は酎ハイストレートをお代わり。
結局三杯飲みました。
M部長も麦焼酎とウーロン茶をお代わりしていますが、大丈夫でしょうか。
最後に冷麺を食べるスペースを、胃に少し残しておきました。
2人でシェア。
ママさんと若いアルバイト二人は大忙しです。
M部長と共に3年7ヶ月取り組んだ様々な仕事の思い出話は尽きません。
既に呂律が怪しくなってきている彼を連れて、二軒目は私の好きな店に連れて行くことにしました。
済生会病院前交差点を渡り、阪急の高架沿いに歩きます。
阪急中津駅まで歩いてきました。
この駅の下が私の好きなディープソーン。
ディープな居酒屋が二軒ありますが、今日はファーストにしました。
ここは私が「中津のガールズバー」と呼んでいるお気に入りのお店。
今日はママ一人でしたが、従業員も女性。
必ず一杯目はお酌をしてくれるのも
「お疲れちゃん」
な感じで心地良い。
おしぼりはいつもの自家製。
これが、なんだかホッとします。
赤星が常備されているのがポイントの高い店。
しかもドブ漬けで冷やしています。
この店はママの手料理の突出しが充実していまので、二軒目で仕上げに使う時には一品を頼まなくても十分。
今日の突出しは小芋の煮物とズリのキムチ和え。
スポーツ観戦好きのママは、サムライジャパンとサッカーを行ったり来たり。
選手の名前もよく知っていて、なかなかの通。
支社と本社の標準化をミッションに送り込まれた私たちですが、その役割を終え、続々と帰任する仲間を見送ってきました。
今では大阪をすっかり気に入ったM部長は、できれば残りたい気持ちだと言います。
都から遠く離れ、苦労してミッション達成に取り組んで来た私たちにとって、支社は第二の故郷のよう。
その気持ちは私もよくわかります。
私はハイボールにしてもらいます。
M部長は再び麦焼酎のウーロン茶割り。
さっきもお手洗いに行くときにふらついて、ママに心配されていました。
そんなに飲んで大丈夫でしょうか。
私はハイボールをもう一杯。
ママに頼んで濃い目に作ってもらいました。
M部長は、そろそろ関西単身赴任丸4年となる私の今後について心配してくれています。
「まあ、なるようになるよ」
と私は笑いながら答えます。
すっかり酩酊したM部長は、中津在住。
「一人で帰れるよね」
と念を押し、私は階段を上がってホームへ。
この激狭のホームも、私にはすっかり馴染んだ風景となりました。
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