今日も、そのニュー新橋ビルの立ち食いそばを手繰ります。
ディープ新橋の象徴、サラリーマンの聖地です。
名代 箱根そば。
入口の券売機で食券を購入。
そして今日もコロッケそばの生卵トッピング。
セントラルキッチンではないプライドが伺える店内看板。
小気味良いテボの湯切り音が聞こえます。
わずか数十秒のこの瞬間が、立ち食いそばの楽しみの一つ。
来ました。
大阪時代の飲み友達で、今は新橋に勤めるマシンガントークのIさんが最近イチオシだという箱根そばのカレーコロッケそばの生卵トッピング。
無料クーポン券が綴りで渡されました。
これは太っ腹です。
一瞬小躍りしましたが、今月末までの有効期限とわかり、シュンタロウです。
出汁を一口。
関東の濃い味にほっとします。
早速手繰ります。
安心、安定、不動、不惑。
そんな言葉が脳裏に浮かびます。
ここのコロッケはカレー。
かなり柔らかく、たちまちのうちに衣が汁をすって、崩壊が始まります。
「生卵とコロッケのコントロールは、キャノンデールさんくらいの箸の使い手じゃないと難しいです」
というIさんの言葉の意味がわかりました。
もう、コロッケは掴むことができません。
ふやけたコロッケを何とか蕎麦と絡めて啜ります。
いつもなら中盤から生卵に着手しますが、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。
まだ序盤ですが、生卵に箸を入れます。
早くしないと、コロッケが原型を留めなくなって、生卵と絡めることが適わなくなるからです。
まずは蕎麦に絡めて。
続いてコロッケと、と思ったら、もうこの有様です。
チョップスティックコントロールには絶対の自信を持っていた私ですが、そんな傲慢な自分が腹立たしい限り。
しかも麺は意外と多く、お腹もいっぱい。
カレーと卵が溶け込んだエキスいっぱいの汁を残すという体たらく。
悪戦苦闘したせいで、朝から汗だくです。
「驕れる者久しからず」という平家物語の一節が思い浮かんだ新橋の朝でした。
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名代 箱根そば 新橋店 (そば(蕎麦) / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
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