小高い丘の上にある博物館へのアプローチは、斜面に恐竜の骨が露出しているテーマパークのような演出です。
駐車場入り口で巨大な恐竜のオブジェがお出迎え。
巨大なドーム型のパビリオンへ続くエントランス。
入場券を購入し、パンフレットを受け取って館内へ。
エントランスホールには、展示室へと降りる長さ33mのエスカレーターがあります。
現代から恐竜の眠る地下へと誘うかのように、入口の3階から地下1階へ一気に下ります。
途中、展示室が垣間見え、期待が高まります。
エスカレーターを下った地下1階は、ダイノストリートと呼ばれる通路になっています。
ここには芸術品のように美しい化石標本が飾られています。
ダイノストリートの最後には竜脚類カマラサウルスの産状化石があります。
アメリカ・ワイオミング州で発見されたこのカマラサウルスは、ほぼ全身の骨が保存されてる貴重な標本です。
全長は約15m。死んだそのままの「えびぞり」の状態で保存され、発見されたものです。
「恐竜の世界」ゾーンには、42体もの恐竜全身骨格が立ち並び、「恐竜のからだ・くらし」、対面スクリーンの「ダイノシアター」、ジオラマ「中国四川省の恐竜たち」、「日本とアジアの恐竜」コーナーがあります。
「恐竜の世界」ゾーンに入ると、いきなり大きな動く恐竜に出迎えられます。
「恐竜のからだ・くらし」コーナーには、標本を通じて、恐竜のからだやくらしを知ることができます。
解説もわかりやすく、ついつい引き込まれます。
長径84m、短径55m、高さ37.5mという巨大な無柱空間に、恐竜たちが生き生きとした姿で展示されています。
恐竜のそばには復元模型がおかれ、過去の勇壮な姿を知ることができます。
「ダイノシアター」では、あたかも目の前に恐竜がいるかのような映像が映し出され、子供たちも大興奮。
まさに、太古の世代へタイムスリップ。
「福井の恐竜」コーナーには、福井産の4体の化石標本と復元骨格とがあります。
日本にも、こんなに恐竜の生活の証があったのだ、と知る意味で、ここは見逃せません。
新種恐竜の発掘の話題も興味深い。
陸と海の堆積物、堆積物に埋積された化石、地球を構成する「岩石」、鉱物や宝石など、躍動する地球の姿が紹介されています。
「生命の歴史」ゾーンでは、46億年という時間の中で育まれてきた生命の歴史を紹介しています。
進化と絶滅を繰り返して、生物は生きてきました。
生命と環境とが互いに影響しあいながら現在の地球環境は形成されていったのです。
化石などから分かってきた生命の物語は、とても興味深いもの。
子供のようですが、記念スタンプをパンフレットに押しました。
レストランでは恐竜にちなんだメニューも。
会社のお土産にお菓子を買いました。
もう12時半を回っていますが、ランチを食べるために、ここから一時間半かけて一気に金沢に向かいます。
国道157号線を北へ向かって峠越え。
標高910メートルの谷峠ももうすぐ。
福井県に別れを告げます。
トンネルの向こうは石川県です。
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