高岡から北陸道を飛ばして白山ICで下ります。
国道157号線の山間の道を南へと走ります。
タイトなコーナーが続きます。
白山白川郷ホワイトロードに入ります。
二輪車はこの先の今日の目的地、中宮温泉までしか入れません。
白山白川郷ホワイトロードは気持ちのいいワインディングが続きます。
今宵の宿、くろゆり荘に到着です。
振り返ると、中宮温泉の全体が見渡せます。
中宮温泉は開湯1300年にもなろうとする歴史ある温泉です。
白山開山の祖である奈良時代の修験道の僧、泰澄大師(たいちょうだいし)が、 谷川で憩う傷ついた白鳩のさまを見て発見したと伝えられています
泰澄大師が白山を開山したのは717年のこと。
白山白川郷ホワイトロードの玄関口にあり、その標高は700m。
冬は豪雪のため旅館を閉鎖し、山菜の芽吹く春に再びお湯を開きます。
ここくろゆり荘は、白山市が建てた温泉施設を中宮温泉旅館協同組合が管理運営している公共の宿。
昔ながらの古い作りですが、ひとり旅にはこういう旅館がいいのです。
お布団が敷いてありました。
ひとりには必要十分な広さです。
窓の外は渓谷が見えます。
まずはひと風呂浴びましょう。
温泉通の、行きつけの居酒屋美尋のマスター推奨ですから、間違いないはずです。
中宮温泉の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。
塩化物泉は皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐため、保温効果が高く、「温まりの湯」といわれています。
湯冷めしないのが特徴です。
大きなガラス窓越しに白山の木々を眺めながら、のんびりと旅の疲れを癒やします。
お風呂あがりは、お楽しみの晩ご飯。
食事は大広間で。
といってもそれほど広いわけではありませんが、セットされていました。
風呂あがりのビールは、実に旨い。
鮎の塩焼きも出てきました。
これで勢揃い。
肉も好きですが、私はこうした野菜や魚中心の料理が一番好き。
素朴ですが、とても美味しそうです。
この宿の晩ご飯は、実は仕出し。
手取川という料理屋のものなのです。
山菜の天ぷら。
豆腐としめじの炊き合わせ。
豆腐の中は、野菜の餡が入っていました。
イワナの南蛮漬け。
ナメコと蕎麦の実の和え物。
山菜の酢の物。
イワナの刺身。
これはめったに食べられません。
淡白かと思いましたが、刺身だと意外としっかり身の味を感じます。
鮎の塩焼きは、やっぱり腹回りの苦い所が旨い。
もちろん残さず綺麗に食べました。
お酒は熱燗。
お店自慢の宮崎から取り寄せた沢庵をアテに。
おかずを食べ終わったところでご飯とお吸い物。
「おかずがもう無いでしょう」
とホール係のおばさんが出してくれたわさびふりかけ。
食後ももちろん温泉。
ここは飲泉も可能。
炭酸水素塩泉の成分が胃酸を中和し、胃の運動も活発にします。
昔から胃腸の湯と呼ばれ、飲まれてきたそうです。
また、胆汁分泌を促し、肝臓、すい臓を元気にする機能もあるということで、まさに温泉の晩ご飯の後にぴったりです。
部屋に戻って仕上げ。
山奥の宿なので、お酒が無かったら大変だと、途中のコンビニで買い込みました。
こんなにはいらなかったかな。
楽しかった北陸ツーリングも明日が最終日。
明日のランチをどこで食べるかを下調べしながら、部屋飲みしました。
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くろゆり荘 (旅館 / 白山市その他)
夜総合点★★★☆☆ 3.1
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