2015年10月9日金曜日

7泊8日北陸ツーリング㉔【6日目】 世界遺産の合掌造り「相倉集落」~「菅沼集落」を巡る旅。まるでテーマパークに来たような不思議な違和感を覚える

瑞泉寺を後にして、国道304号線を南下して富山県の岐阜県境へ向かいます。
山越えのルート。



途中の展望所からは富山平野が見えます。


峠を越えて、一気に下ると相倉合掌造り集落の入口です。


一歩足を踏み入れると、美しくてどこか懐かしい日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落


「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式で、今もここ相倉合掌集落には、23棟の合掌造り家屋が現存し生活が営まれています。


世界遺産を見ようと訪れる観光客向けに民宿や土産物店が並び、鄙びた山村の日常も俗化しているようです。


そんな中、畑仕事している村人を見つけて、ホッとしました。


ちょうど茅を葺き替えている家がありました。


現代でもこれほど大掛かりなら、昔はどれほど大変だっただろうと思います。


集落もはずれまで来ると、静か。


駐車場に戻ると、石狩ナンバーのカブが止まっています。
なんと、北海道からフェリーで舞鶴に上陸し、ここまで走って来たそうです。
二週間かけて西日本を一周するとか。
「どこに泊まるんですか?」
「ライダースハウスやユースホステルに泊まりながらね」
と笑う70才。
おみそれしました。
道中お気をつけて。

撮影・掲載許可済み




相倉集落を後に、今度は菅沼集落へ向かいます。



入口が見えました。


自然に囲まれた菅沼合掌造り集落には9戸の合掌造り家屋が現存しており、五箇山の歴史と伝統を体験できる五箇山民俗館や先人の文化や暮らしを体感することができる塩硝の館があります。


高台にある駐車場から村を見下してみました。


先程の相倉集落以上に整備されています。


集落の道も綺麗で、案内標識も充実しています。
ほとんどの家が、飲食店や土産物店を営んでいて、まるでテーマパークのような違和感を覚えました。




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