山越えのルート。
途中の展望所からは富山平野が見えます。
一歩足を踏み入れると、美しくてどこか懐かしい日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落。
世界遺産を見ようと訪れる観光客向けに民宿や土産物店が並び、鄙びた山村の日常も俗化しているようです。
そんな中、畑仕事している村人を見つけて、ホッとしました。
ちょうど茅を葺き替えている家がありました。
集落もはずれまで来ると、静か。
駐車場に戻ると、石狩ナンバーのカブが止まっています。
なんと、北海道からフェリーで舞鶴に上陸し、ここまで走って来たそうです。
二週間かけて西日本を一周するとか。
「どこに泊まるんですか?」
「ライダースハウスやユースホステルに泊まりながらね」
と笑う70才。
おみそれしました。
撮影・掲載許可済み |
相倉集落を後に、今度は菅沼集落へ向かいます。
入口が見えました。
自然に囲まれた菅沼合掌造り集落には9戸の合掌造り家屋が現存しており、五箇山の歴史と伝統を体験できる五箇山民俗館や先人の文化や暮らしを体感することができる塩硝の館があります。
高台にある駐車場から村を見下してみました。
先程の相倉集落以上に整備されています。
集落の道も綺麗で、案内標識も充実しています。
ほとんどの家が、飲食店や土産物店を営んでいて、まるでテーマパークのような違和感を覚えました。
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