大阪に赴任してからは、初めての北陸路。
北陸自動車道を敦賀ICで下りて、国道8号線へ。
敦賀湾が左手に見えます。
山側を走る国道8号線と別れて、国道305号線、通称しおかぜラインにハンドルを向けます。
車の量は俄然少なくなり、バイクが多くなります。
荒々しくも美しい越前海岸を横に見ながら、ワインディングが続くコースは、まさにライダー向けの道なのです。
大きな岩が海になだれ込むようにせり出し、風と波の侵食で岩に穴がぽっかり開いた洞穴。
長い年月をかけてくりぬかれた自然の大トンネル、呼鳥門は越前海岸を代表する景勝地です。
更に国道305号線を北へ。
弁慶の洗濯岩。
海蝕を受けてできた様々な紋様が織り成している奇岩です。
源頼朝の怒りに触れ、追われる身となった弟義経と弁慶主従一行がこの地を通ったとき、旅衣を洗い旅の疲れを癒したと伝えられています。
越前海岸を快走した先は、福井平野。
九頭竜川が日本海に注ぐ河口そばにあるお食事処 田島でランチです。
向いにある田島魚問屋が経営する食堂。
暖簾をくぐって店内へ。
カウンター席に案内されました。
12時少し前。
この後、一気にお客さんが現れ、行列となりました。
窓の外には漁船が見えます。
いい雰囲気です。
福井県では県をあげていろんな丼を観光資源としてPRしています。
福丼県とは、言い得て妙。
もちろん米どころですから、丼物は美味しいのは必然。
手際良い流れ作業。
カニ・甘えび・マグロののった海鮮 極味膳というのも魅力的。
しかし、当初のリサーチ通り、ここは海鮮丼にします。
15分ほどで私の海鮮丼が出来ました。
すごい量の海鮮。
具が多過ぎてご飯が見えません。
お吸い物にもエビが一尾。
丼の甘えびは、なんと四尾。
イクラ、ウニ、甘えびの子。
カンパチ、マグロ、ホタテ、サーモン・・・他にもまだ隠れているようです。
トロトロの甘えび。
ウニもイクラも、遠慮せずに豪快に食べ進みます。
旨い。
旨過ぎます。
普通、この手の丼はご飯に比して魚が少なく、ライスコントロールが難しいのですが、ここは逆の意味で難しいライスコントロール。
ご飯が足りなくなってきました。
なんとか最後はアジャストして食べ終わりました。
振り返れば、店の外に行列が出来ています。
天気も良いし、旅の最初のランチは旨いし、これはいいツーリングになりそうな予感です。
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お食事処 田島 (かに / 三国港駅、三国駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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