車でその前はよく走るのでずっと気になっていたイラン料理「サダフ」。
県道64号線に面して入口に大きな看板がありますが、自動車販売会社や廃自動車置き場の中の私道を進むと「こんなところにレストランがあるのかな」と不安になるロケーション。
案内看板に従って進むと、忽然と現れる大きな建物。
レストランには見えませんが、ここがイラン料理「サダフ」。
広々とした駐車場に車を止め、ゲートを入ると大きなガーデンがあります。
事務所のような入口を入ると、そこから先は異空間。
店内は天井も高く広々としています。
ダイニングエリアは特にイランとか中東という感じではありませんが、店員さん達が皆さんイラン人なので、異国感が半端ありません。
11時半の開店直後に着いたので、まだ先客は一組しかいませんでした。
今日は在宅勤務でランチはソロ活だったので、平日限定の日替わりランチバイキングを食べに来たのです。
妻は一度来たことがあるそうですが、私は初めて。
早速バイキングを取りに行きます。
サラダは種類が豊富。
好物のマカロニサラダや茹で玉子もあって、テンションが上がります。
中東料理らしく豆を使った料理も多く、全て少しずつお皿に取ります。
ホットミールはチキンのグリルとカレー。
バスマティライスは味付きのものが二種類ありました。
ドリンクバーもインクルード。
ナンとおこげもあったので、それも取ってきてランチの準備が整いました。
サラダは二皿に分けて。
たっぷり野菜が取れて嬉しい。
カレーはチキンとオクラでした。
バスマティライス二種類とグリルチキンはワンプレートで。
ナンとおこげは保温庫に入っていて、ほんのり温かい。
おこげはイランでは人気の料理らしく、今回初めて食べました。
レシピは様々あるようですが、サダフのものはかなり固いもの。
ナンはインドのものよりもサクッとしていて、パンに近い感じ。
もっとも、ナンは向こうではパンの扱いなのですが。
カレーはライスにかけても頂きます。
カレーは比較的マイルドですが、もちろん本場らしい複雑なスパイス使いを感じます。
美味しかったのでお代わりしました。
グリルチキンはスパイスで味付けされていますが、インドのタンドリーチキンよりはマイルド。
食べ進んだところで、ダイニングエリアに大きな鍋が置いてあるのに気が付きました。
見に行ってみると、なんとスープでした。
せっかくのバイキングで重要な一品を危うく逃すところ。
もちろん頂きます。
キノコのスープですが、インドのサンバルにも似て、サラッとして仄かな酸味も感じます。
これは美味しい。
野菜は気に入ったものをお代わり。
特にひよこ豆のサラダが気に入りました。
私の探し方が悪かったのかもしれません。
12時を過ぎると次第にお客さんが増えて来ました。
近年佐倉市はムスリムが増えていますが、お客さんはそうした方々に限らず、様々な外国人が来ていました。
こんなに佐倉に多国籍な人が住んでいるとは、市民の私も知りませんでした。
日本人のお客さんは私を入れて三組。
後の10組ほどはみんな外国人です。
帰りにレジでお会計。
PayPayが使えました。
流暢な日本語は話すマダムに
「ごちそうさまでした。美味しかったです」
と告げてお店を後にしました。