1月の下旬以来、4ヶ月ちょっとぶりとなる恒例「その他会」。
今までは「銀座 長寿庵」での開催でしたが、昔なじみの店長が変わったのでお店も変えることにしました。
T先輩が最近お気に入りの居酒屋「しのだ家」が新たなフランチャイズ候補。
私もT先輩と別の集まりでお邪魔したことがありますが、その時は銀座2丁目にあり、落ち着いた雰囲気の居酒屋でした。
今年の2月に銀座1丁目に引越してからは初めての訪問となります。
昭和通りから一本裏の、通り過ぎてしまいそうな細い路地の奥のビルの二階に新しい「しのだ家」がありました。
前の店は木質感のある昭和酒場の雰囲気でしたが、新しいお店のテーブルはステンレス。
モノトーンでまとめられた店内は、ダイニングバーのような雰囲気です。
居抜きなのか、オリジナルなのか店主に聞きそびれました。
創作系の料理が美味しかったので、今回も期待大。
メニューはカウンターの上の黒板に書かれていますが、概ね同じのようです。
まずは乾杯を生ビールで。
T先輩、I君、Kさんと、いつもの楽しい会の始まりです。
突き出しはもやしとモロヘイヤ。
今日は女性店主のワンオペなので、忙しそう。
いくつかの料理をT先輩がオーダーし、後はお任せにします。
最初に出て来たのはキャベツと塩昆布のナムルと、干し桜海老とズッキーニのナムル。
店主のセンスを感じる創作料理は、気取らないカジュアルな雰囲気。
先輩がお気に入りのトウモロコシの素揚げ。
ナンプラーバターが浸けられています。
茹でトウモロコシとはまた異なる食感ですが、トウモロコシの甘みが増すように感じます。
私はアルコールを黒ホッピーにチェンジ。
ホッピーを置いているのが、私にとっては高ポイント。ちゃんと三冷なのも嬉しい。
海老の入ったプリプリさつま揚げ。
手作りの揚げ立て。
プリプリアツアツが美味しい。
ソースがタイ料理風で、また美味しい。
続いて出て来たのはヒラマサの塩麹和え。
素材はもちろん良いのですが、それをただの刺身ではなく、一捻りしたプレゼンテーションにするのが店主の創作。
鶏モモ肉の塩麹漬焼と焼丸茄子生姜醤油をワンプレートで。
大きめにカットされたモモ肉は塩麹漬けされているので、柔らかく旨味もあってジューシー。
一方の焼き茄子は素材の良さがわかる美味しさです。
いつの間にかカウンターには女性お一人様がお二人いて、女性店主と親し気に会話しています。
この店主、この雰囲気、この料理なら、女性のご常連が出来るのも当然でしょう。
ここでT先輩絶賛のレバカツ。
癖もなく誰でも食べられる美味しさです。
薄めにカットされたレバと衣がいい感じ。
忙しい店主の仕事の合間を縫って、ホッピーのナカをオーダー。
スモークしたカマボコの板わさ。
まさに創作ですが、こんなに酒が進むツマミもなかなかありません。
黒ホッピーは二本目。
黒を置いてくれているのも私には嬉しい。
この店でも秀逸な料理、大粒カキフライが出て来ました。
三個が基本ですが、人数に合わせて出してくれるのが有難い。
ホッピーのナカもお代わりして、カキフライを平らげました。
お店の前まで見送りをしてくれた店主にお願いして、恒例の記念撮影。
メンバー全員一致で「その他会」の新フランチャイズは「しのだ家」に決定しました。
この後は、いつもの二軒目に向かいます。