ずっと残業続きで行けなくなっていた「宇ち多”」ですが、今日は定時で仕事が終わりました。
今からダッシュすれば、まだ間に合うかもしれない、と一縷の望みを賭けて電車に飛び乗ります。
立石に着いて、急ぎ足でお店に向かいます。
お店の前に行列はありません。
「もしかして、もう売り切れ閉店かな」
と不安な気持ちでお店を覗くと、まだ営業中でした。
中席に案内され、何が残っているか確認します。
まだナマがあるというので、レバボイルとガツ生を頼みます。
アルコールはいつも通り梅割り。
嬉しい「宇ち入り」のスタートです。
煮込みは「なるべく脂のとこ」をお願いします。
お新香は売切れとのことで、大根生姜のっけてお酢で。
梅割りの二杯目は甘めというルーティン。
焼きを頼みます。
アブラ少ないとこ素焼き。
これを大根のお酢や煮込みの味噌に絡めて。
味変が楽しめるのが、素焼きの良さでもあります。
梅割りのリミットである三杯目は辛めで。
これもルーティンです。
皿の零れをグラスに移すのも、飲兵衛の楽しみ。
締めはシロタレよく焼き。
マイペースで自分好みの展開が出来ました。
この後、北口の再開発エリアを少し覗いてみることにします。
踏切を渡って北口へ。
この風景ともお別れです。
あわよくば、と思って覗いた「江戸っ子」は売切れ閉店。
お別れは出来ませんでした。
美味しい生ホッピーを飲ませてくれた「秀」。
お父さんの病気で長期休業の餃子の「蘭州」は、残念ながらこのまま閉業となりそうです。
かつての青線街の入り組んだ細い路地も消えてなくなる運命。
楽しいお店だった「とっちゃんぼうや」も店の前の名物の貼紙が消えていました。
次回、立石に来る時は、もう工事が始まっているかもしれません。
若い頃から足繁く通った懐かしい街と、お別れです。
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