2022年3月28日月曜日

「まん防」が明けて、ようやくプロジェクトの打ち上げ。お気に入りの勝どきの隠れ家「魚河岸処 さより」で旨い魚と酒と会話を楽しんだ夜


何年にも亘った大きなプロジェクトの後片付けもそろそそ終わります。
「まん防」も明けたこともあって、ようやく打ち上げをやることになりました。
とは言えまだ用心が必要ですから、I室長以下、I部長、T部長、同期のK君のメンバー5人でこじんまりと。
お店の選定を任された私は、お気に入りのお店を推薦しました。
勝どきの高層ビルの谷間、運河沿いの棟割長屋。


看板も無いので、初めてなら迷ってしまうでしょう。
「魚河岸処 さより」
私が東京に転勤してきた35年前、築地のコンワビルの地下、通称「コンチカ」にあった小さなお店。
現在は、4年前に亡くなった先代の生家を改装して営業しています。


2階を予約しました。
居室そのままの雰囲気は、かつて会社が築地にあった頃によく通った界隈の飲食店の設えに似て、下町の生活感を感じるもの。


既に突き出しがセットされていました。
今は先代の跡を継いだ息子さんが、一人で切り盛りしています。
そんな事もあって、最近はアラカルトをやめて、おまかせのコースだけで営業しているそうです。


まずは生ビールで乾杯。


サラダ


お造りは三重ブリアジ
脂がのって、実に美味。


ここの料理には、やはり日本酒でしょう。
日本酒は好きなのですが、つい飲み過ぎてしまって電車を乗り過ごす事が多く、普段は避けています。
でも、今日はせっかくのお料理ですし、プロジェクトの打ち上げでもありますから、飲むことにします。
最初は大和屋善内しぼりたて新酒
微かに感じる発泡感と爽やかな甘さ、新酒らしいバタバタした感じも好ましいものです。


焼き物は目鯛のみそ漬け。


濃厚なみそ漬けに日本酒も進んで、たちまちお代わりです。


長期のプロジェクトだっただけに、酒を酌み交わしながら会話も弾みます。
もちろんコロナの影響でビジネスは大変でしたが、それも今となっては思い出です。


茶碗蒸し


日本酒は峰の雪トクジュンカラクチに切り替えます。
ジューシーな甘みもある一方で、しっかりした酸も効いた辛口。


今日のメインはふぐ鍋です。
取り分けて出てきました。
ちょっと贅沢な気分。


締めは、もちろん雑炊です。


今は店を手伝っていない先代の奥さんが、わざわざご挨拶に来てくれました。
お元気そうで何より。
参加メンバーも、この隠れ家を気に入ってくれました。
本当に久しぶりの社内の会食で、この店の雰囲気もあって築地時代を思い出した楽しい夜となりました。

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夜総合点★★★☆☆ 3.6

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