三か月に一回という、決算のような日が、再び巡ってきました。
かつて同じ部署で苦楽を共にした先輩後輩が集まる会。
お世話になったT先輩を核にした「銀座長寿庵の会」です。
正式名称が無いので、「その他会」などと呼ばれることもありますが、ネーミングは重要ではありません。
とにかく、みんなが大好きな「銀座 長寿庵」で蕎麦屋飲みをして、思い出話に花を咲かせるのが会の趣旨。
同窓会のようなものです。
いつも通り、2階の大テーブルに案内されます。
コロナも落ち着いて、マスクや黙食の心配もなく飲めるようになってひと月半が経ちました。
まずは乾杯です。
私はもちろん黒ホッピー。
コアメンバーのT先輩、I君、KHさん。
今回のゲストはT先輩の元部下で、もちろん我々も古い付き合いのKTちゃん。この店にはメニューがあるのですが、我々はメニューをそらんじています。
今日もT先輩の流れるようなオーダーで、大いなるワンパターンの発注。
冷やしトマト。
先輩は
「冷やしトマトは、塩だろ」
と言うのもお約束。
炙り鯖とちくわ、そして板わさ。
蕎麦屋飲みの定番メニューだけでなく、居酒屋的なメニューが豊富なのが嬉しい。
更に枝豆、ナスの漬物と続きます。
そして、T先輩がこよなく愛する黄金たもぎだけの天ぷら。
幻の食材だそうですが、欠品だったことはないので、幻ではない気がします。
ホッピーはたちまち飲み干して、二杯目のナカ。
焼鳥は、蕎麦屋らしく串打ちではないもの。
イカ好きの先輩には欠かせない下足天。
会話も弾めば喉も乾きます。
ナカはあっという間に三杯目。カツ煮が出て来ました。
これも長寿庵の名物。
強面なT先輩ですが、レディーファーストで女性メンバーに最初にカツ煮を取り分ける優男でもあります。
鴨焼きが出て来ました。
T先輩が頼んだのでしょう。
長寿庵では高級食材。
私の黒ホッピーは、第二ラウンドに突入です。
ソトをお代わりしたと思ったら、またナカをお代わり。
T先輩がソトを注いでくれます。
後輩にも優しい。
締めは、もちろん蕎麦。
いつもは名物の鴨せいろですが、私は、今日は普通のもりそばにしました。
さっき鴨焼きを食べたからです。
いつもは居酒屋使いで蕎麦屋飲みをしていますが、ここはもちろん蕎麦が美味しい。
濃口のキリっとした蕎麦ツユに軽くくぐらせて啜れば、最高の締め。
いつもの料理といつも酒、そしていつものトーク。
偉大なるマンネリこそが、安心安全の証。
今日のゲスト、KTちゃんを触媒にした化学反応で会も盛り上がります。
当然ながら二軒目へ。
もちろん安心安全な、あの店です。
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