今日の「懐かしい築地ランチ」訪問は、中華そば「萬福」。
勤め先が築地にあった20年以上前に今の店に建て替えました。
当時はせっかく風情のある木造昭和建築が、モダンな新築になってしまって興醒めだと思っていたのですが、そんなお店もいつしか年輪を重ねて、今ではそれなりのエイジング。
ちょうど12時でした。
既に満席でしたが、5分ほどでカウンター席が空き、案内されます。
コロナ対策の仕切りはまだ残っていますが、そろそろ撤去されるでしょうか。
萬福と言えば三角形の薄焼き玉子がのった中華そばが名物ですが、私は当時ここのタンメンとチャーハンの組み合わせが好きでした。
バカみたいに食べていたのです。
「昔はランチタイム定食なんてあったかなぁ」
と見慣れないメニューにも惹かれます。
ふと見上げると冷やし中華のメニューが目に留まりました。
今日は比較的涼しいとはいえ、やはり汗ばむ陽気ですから、これで決まりです。
二種類の冷やし中華から、醤油味と迷いましたが、私が選んだのは冷やしそば鶏ごま味。
棒棒鶏そば、とも言えるプレゼンス。
麺の量も鶏肉の量も多く、1,080円のバリューがあります。
たまご好きの私は、控えめに添えられた錦糸卵にもテンションが上がります。
「夏は冷やししかない」
という偏向思想の持主でもある私は、期待に胸を膨らませて麺を啜ります。
厚切りの柔らかい鶏肉と一緒に食べれば、まさに棒棒鶏そば。
ごまダレの濃厚な風味も、実に美味しい。
お会計を済ませると、お店の外には6、7人の行列が出来ていました。
ここから新橋の会社まで歩くと、せっかく冷やし中華を食べたのに汗をかきそうなので、地下鉄に乗ることにします。
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