2019年1月10日木曜日

行列の人気ラーメン店は夜が狙い目。「むぎとオリーブ 銀座店」で「特製蛤SOBA」


銀座で所用を済ませて、時計を見れば19時前。


新橋から虎ノ門に職場が移ってから、なかなか行きづらくなった銀座でラーメンを食べて帰ろうと、ブックマークから選んだのは むぎとオリーブ銀座店
深みのある鳥取県産大山鶏や三重県桑名の蛤から取ったスープと、オリジナルの自家製麺で評判のお店ですが、ようやく訪問です。
ランチタイムは大変な行列らしいのですが、夜は狙い目。
19時少し前に店に行くと、店内には空席があり、即入店です。


入口で食券を購入。
今日は特製蛤SOBAをチョイス。
いわゆる全部入りです。


逆L字の変形カウンターの奥の席に案内されました。


紙エプロンがあるので、あらかじめ借りておきます。
おっちょこちょいの私には必須アイテム。


卓上にある口上やメニューを眺めながらラーメンが出てくるのを待ちます。


そんな事をしている間に、特製蛤SOBAのトッピングが別皿で供されます。
これがこの店のシステム。
低温鶏チャーシュー、国産豚チャーシュー、味玉、海苔、三つ葉が盛り付けられています。


追いかけるようにラーメンが出てきました。


味玉以外の特製用の具がデフォルトでのっています。


蛤がたっぷり。
更に山芋の短冊と可愛く結ばれた紅白の蒲鉾で、彩りも美しいプレゼンテーション。


そんなカラフルな具を足元で引き締める濃口のスープをひと口。
大山鶏から抽出したという鶏油が浮いています。
これが、醤油ベースに蛤の風味がミックスしたスープと実に良い相性。
鼻をくすぐる香りに、胃が活性化してくるのがわかります。


ここで、特製のトッピングをラーメンの上にオンしていきます。
もともとデフォルトの具が多いところに、特製のトッピングをのせると、もう麺が見えません。


自分でのせておきながら間抜けな話ですが、そんな具をかきわけ、麺を引き上げて啜ります。


多品種の北海道産小麦からセレクトして作られたオリジナル麺は、やや細めの番手。
エッジが立ったシャープな歯触りと喉越し。
茹で加減も固めで、麺がしっかりと締まっています。
「これは旨いなぁ」
とズルズルっと啜った矢先、勢い余ってむせてしまいました。
スープが飛散しましたが、紙エプロンがナイスセーブ。
危なかった。。。


いい年をして、恥ずかしい話です。
周囲の人も呆れているでしょうが、なんとか態勢を立て直し、何食わぬ顔て食べ進みます。
チャーシューは鶏も豚も上品な仕上げ。
一般的なワイルドさはなく、素材の味を活かしてシンプルに仕上げた印象です。


主役の蛤は、出汁に貢献した大役を果たし、やや疲れ気味ながらも老獪な食感。


終盤でようやく着手した味玉は好みの半熟です。


最後は卓上のオリーブオイル、胡椒で味変してフィニッシュです。


さすが人気店だけあって、満足度が高いラーメン。
最近銀座では高評価の店が増えています。
ラーメン店には地代が高すぎて割に合わない商売だと思うのですが、銀座で成功することで、それを上回る効果があるのでしょう。
女性好みの店名や明るく清潔な内外装も、女性客を引きつけるマーケティング。
もちろん汁は完飲ですが、腹パンです。
気になっていたチキンドライカレー飯を頼まなくて良かった、とホッとしました。
大満足の銀座ラーメンディナー。
次回はどこで何を食べましょうか。

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