「このあたりでいい居酒屋知りませんか?」
と尋ねると
「それはみひろですよ」
と二つ返事。
「このあたりでは一押しですか?」
「いえ、日本一ですよ!めっちゃ旨いですよ、魚でも何でも」
日本一なら行かないわけにはいきません。
連休の谷間、仕事も落ち着いて定時に退社し美容院へ。
仲良くなった自転車好きのスタッフと自転車談義。
その足で店へと向かいました。
東天満の国道一号線から一本入った所にあります。
ここがその美尋。
看板には旬菜居酒屋、とあります。
暖簾をくぐるとカウンターの常連さんが私を振り返って見ます。
これは大阪の飲み屋では何度も経験したこと。
最初は誰でも初心者なのです。
まずは生ビール。
とりあえず何か、と思いカウンターの大皿料理に目をやります。
しかしどれもこれも好物で迷ってしまいました。
そんな中から二品。
胡瓜とタコの酢の物。
若竹煮。
いずれも結構なボリューム。
しかし味は私好みの薄味仕立て。
器も素敵です。
メニューは幅広くあるようですが、黒板のオススメ料理も魅力的。
この黒板がその日のメニューのようです。
いずれも魅力的ですが、まあ追々じっくりといきましょう。
焼酎の一升瓶を皆さんキープしているようです。
深夜一時まで営業、自宅の近く、そしてなによりこの料理と雰囲気に惚れ込んだ私は芋焼酎をさっそくキープ。
さつま美人にしてみました。
キープの名前はもちろんキャノンデール。
ネタケースには活きのいい魚が。
大きな牛のブロックもあります。
マスターは富山の氷見漁港の隣町出身。
地元では昼からの漁があって、旬の魚や珍しいものが上がるとそのまま直送してもらい翌日にはここに並ぶという塩梅。
ならば、いい所をちょこっと刺身でもらいましょう。
マスターにお任せで頼んだ刺身盛り。
鯛、グレ、ヨコワ、カンパチ。
活きが良く、魚の身の甘みすら感じます。
マスターにオススメを聞くと、本日入荷の目板ガレイが小振りだけどいいとのこと。
ならば揚げて下さい、とお願いしました。
小振りなのが幸いし、骨まで全部食べることができます。
サクサク、コリコリとした食感に焼酎も進みます。
隣の常連さんたちも、やはりホワイトラベルの常連さんでもあるとか。
一気にお友達となりました。
19時、20時台は常連タイムで満席のことも多いそうです。
私は残業がちなので、その時間帯には来れないから丁度いいかも。
やはりおいしい居酒屋に集まる人達は食に対する探究心が旺盛。
マスターや常連さんから焼肉や韓国料理の名店をたくさん教わりました。
単身赴任の私にとって人とのふれあいや友人が出来ることが何より楽しくありがたいこと。
おばんざいをもう一回。
牛すじのどて煮が美味しそうだったのですが、マスターが「今日作ったからもう3回位火を通した方が旨くなるんですよ」とアドバイス。
「肉が良かったら角煮はどうですか?」
との言葉に従い、お願いしました。
コクのある味付けですが、脂っこくはなく、トロトロに柔らか。
旨い!
この方がマスターと奥さん。
とても優しく、そしてトークも軽妙。
このご夫婦の雰囲気と料理の味に惹かれて常連さんがやってくるのでしょう。
撮影・掲載許可済 |
素敵な料理と楽しい仲間。
単身赴任も悪くない、と思った夜でした。
さて、さっそく美尋に行ったと報告にホワイトラベルに来ました。
ひとしきり美尋談義に花が咲きます。
南森町界隈の人脈がどんどん増えていく楽しさ。
カウンターにはもちろんいつもの常連さんが。ひとしきり美尋談義に花が咲きます。
南森町界隈の人脈がどんどん増えていく楽しさ。
マスターとは美尋談義からバイク談義へ。
キープボトルは二本目。
酔っ払って自分の名前を書き間違えてしまいました。
19時半から飲み始めて0時でお開き。
目覚ましが鳴るまで爆睡でした。
↓ クリックお願いします(^^)/
にほんブログ村
B級グルメ ブログランキングへ
2 件のコメント:
素敵な居酒屋さんですんね。
前に仕事で天満宮の周りをランチでうろうろしましたが、
普段はそちら方面になかなか行けだせないのが残念!
Ryuさん
すごく素敵な居酒屋さんでした。
料理よし、雰囲気よし。
そして人情も感じる店です。
コメントを投稿