2012年5月25日金曜日

大阪最深部ディープ西成に潜入。三角公園そばの「すき焼・鍋物 なべや」で鍋三昧の後あいりん地区と飛田新地を社会見学

以前ご一緒した別部署のO局長からお誘い。
ディープなB級居酒屋嗜好が一致したことで大いに盛り上がった前回の飲み会で「次回西成に行こう」とお誘いいただいた約束を実現して下さいました。
同行メンバーはO局長の部下のS次長とT部長。
関西支社に来てから新しいお付き合いが増えて嬉しい限り。

西梅田から四つ橋線で15分ほど。
意外と近い西成
東京で言えば山谷にあたる日雇い労働者の町、あいりん地区(住所は西成区萩之茶屋周辺)を抱えるディープ大阪でも最もディープと言われるエリア。
東京では考えにくいでしょうが、大阪では「絶対行ってはいけない」と子供の頃から教わる場所で、浪速っ子も普通は近寄らない地域です。
そして今日の目的の店はそのあいりん地区、かつては釜ヶ崎と呼ばれた一帯のど真ん中にあるお店です。

今日は比較的安全な花園町駅からアプローチ。


路面電車の阪堺線が走る天下茶屋ロータリーの一本手前を北へ。


町並みは一変します。


簡易宿泊所、いわゆるドヤ
宿(ヤド)の逆さ言葉です。
一泊1,000円
3畳一間が標準的、しかし時代の流れかクーラーもテレビもあります。
もちろん身分証明書など一切不要。


ここが今日のお店、すき焼・鍋物なべや



予約するほどの店ではないそうですが、今日は予約を入れて下さっていました。
鍋が基本の店ですので、卓上には最初からコンロがセットされています。


ディープなB級居酒屋の雰囲気に私は大興奮。
こんな所にまで芸能人の色紙が。



鍋は肉や魚が色々選べます。
追加の食材のラインナップも。


まずは生ビールで乾杯。


まぐろのすき身290円
安くて旨い。


冷奴


島らっきょう
これはかなり旨かった。


お酒は冷酒に切り替え。
危険な予感。


いまどき見かけないむき出しのコンロ。
水炊きの鍋がセットされます。

ミックス鍋1050円
タラホタテの組み合わせ。



魚介と肉のいい旨味が出ています。
ポン酢でいただきます。


こちらは名物のすき焼650円
大阪人の私にとっては嬉しい料理です。


グツグツと煮込んで少し色が変わって来ました。


話に興じて鍋を放ったらかしにしていたら、お姉さんがやってきてサッと割り下を投入。


ワシワシっと混ぜて。


いい感じ。


すき焼といえば


食べごろです。


東京ではこの味をこの値段では食べられないなぁ。


追加を頼みました。
客の希望通り何でも注文が可能。
タマネギを一人前。


お姉さんが手際よく用意してくれます。




水炊きはを追加。
ダシは先程のミックス鍋を利用し、この具材を投入。


ダシは益々深みを増し、プリプリした鶏肉はポン酢と相性抜群。


お腹いっぱいになりましたが、やはり締めは必要。
すき焼うどんを投入です。



飴色に煮込まれてきました。


幸せ。。。


私以外の三人はこの店に何度か来たことがあって普段は相当ディープな客層らしいのですが、この日は団体さんの予約が入っていてスーツ姿の体育会風の集団が店の半分を借り切って10数人の大宴会。
こんな場所にこの集団、と不思議に思いましたがすぐにピンときました。
地元西成警察署の警官たちの宴会です。
なるほど、「匂う」とはこういうこと。
ある意味今日のなべやは極めて治安がいいとも言えます。


関連ランキング:鍋(その他) | 今船駅今池駅萩ノ茶屋駅



店を出てディープ西成を社会見学。

ここが通称三角公園
正式には萩之茶屋南公園という名称ですがホームレスのテントで占領されています。
迂闊には近寄れない場所。
かつては暴動も頻発した無法地帯
写真も隠し撮りなのでブレています。


無宿者・犯罪者の収容所である江戸時代の人足寄場がその語源の寄せ場と言われるこの町にはよそ者を受け付けない空気が漂います。


この町の治安を守る西成警察署
無骨なコンクリート造りの要塞のような建物。
周囲を堅固な塀で囲われた警察署は日本でもここだけ。


あいりん地区を離れて、動物園前駅から繫がる一大アーケード飛田本通商店街へと足を向けます。


わかりやすい看板。


一般の商店はシャッターを下ろしていますが、居酒屋は営業中。
飲み物は安いですが一曲100円というカラオケ料金体系は割高。
それでもこの町の住民の気持ちよさそうな唸り声が通りまで聞こえてきます。


O局長が教えてくれた関西レゲエミュージシャンの溜まり場、お好み焼西成わだ


また雰囲気が怪しくなってきました。


人もまばらになってきます。


新開筋中央商店街
飛田はもう目と鼻の先。


ここから先は写真撮影禁止
迂闊に携帯を出しただけでも怖いお兄さんが飛び出してくるそうですから要注意。
ミナミの副都心天王寺から目と鼻の先、地下鉄、私鉄、JR、阪神高速に囲まれた都会の一角にも関わらず巨大な色街が存在しています。


平成も24年、戦後70年近く経つというのに、大正ロマンの雰囲気。
間口三間ほどの二階建ての長屋作りの「料理屋」と称する置屋が幾筋にもわたって何100メートルも軒を連ね、この一帯に100軒以上あるのではないかと思われます。
申し合わせたように引き戸を開け、怪しげな照明でライトアップされた玄関ホールで艶やかな衣装を纏った妖艶なお姉さんが科を作り、その横でやり手婆さんが呼びこむ様は平成の日本とは思えない幻想的な光景。
これこそディープ大阪の最深部にして最暗部。


大きな地図で見る

飛田阿倍野に抜けて安全になってから振り返って撮影。
これが写真取材としては精一杯。


阿倍野駅裏のO局長行きつけのバー酒肆バグパイプで仕上げ。


落ち着いた雰囲気のバーで今日の飲み会と社会見学を振り返ります。


いつしか仕事の話となり、関西支社での人脈の広がりと仕事の手応えも感じた夜。
公私にわたってお付き合いいただける方が増えていく大阪暮らしもなかなか楽しくなってきました。



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