「うだるような暑さ」
という言葉がありますが、まさにそんな言葉がぴったりの今年の夏。
テレビでは連日、熱中症対策を呼びかけています。
もちろん、適切なエアコン使用、外出時の日傘なども大切ですが、健康は体力から。
この邪悪な温暖化に立ち向かうためには、自らを内面から強くする必要があります。
食が細りがちな夏にこそガッツリと食べなければいけません。
という能書きとも言い訳ともつかない気分で、同僚のM部長とY部長を誘って、炎天下の新地を御堂筋近くまで歩いてきました。
割烹ふくのや。
新地で割烹店を幅広く展開する、かが万グループの一つ。
この店のランチは鰻。
夏バテ解消の赤い文字に、期待が高まります。
私がよく参考にしている女性ブロガーさんの北新地ランチブログ 「みどりん日記」の情報ですから、間違いないでしょう。
かが万グループですから、それなりの設え。
エアコンの効いた静かで綺麗な店内で鰻を食べるのだ、と思っただけで元気になりそうです。
絶滅危惧種とも言われる鰻は高嶺の花。
庶民派サラリーマンには3,000円もするうな重の竹というわけにはいきませんが、1,500円のうな玉丼なら、たまの贅沢で手が届きます。
カウンターには明らかに我々とは違う人種の女性が二組。
新地のお得なランチを食べ歩くマダムたちでしょう。
旦那はこうして清水の舞台から飛び降りる覚悟で1,500円のうな玉丼を食べようとしているのに、奥さんはいとも簡単に鰻一本3,000円のうな重を召し上がるのですから、世の中理不尽なものです。
おしぼりにはふくのやの刺繍。
最初に小鉢とお新香が出て来ます。
小鉢はおからでした。
もちろん美味。
10分ほど待ってお重が出て来ました。
見越しで焼いているので、それほどは待ちません。
写真では見たことのあるうな玉丼と初のご対面です。
鰻と玉子のコントラストが可愛くもあります。
いい照り色。
見ただけで間違いないと確信できるアツアツフワフワの出し巻き。
お吸い物は赤出汁。
残念ながら肝吸いではありません。
その代わり肝焼きが入っています。
出し巻きは想像通りの味。
たまご好きの私は、これだけでも価値があると思えます。
京都祇園原了郭の粉山椒を振ります。
鰻は江戸焼。
蒸してから焼いてあります。
昨今は関西風の直焼を供する店はめっきり減ったようです。
貴重な鰻を噛み締めながら、食べ進みます。
後半、鰻に少しタレをかけました。
最後まで美味しくいただきました。
火曜日に、堂島アバンザ近くの安居酒屋で980円の激マズ鰻丼の地雷を踏んだM部長とY部長は、リベンジを果たせて満足そうです。
私も、土用の丑の日に食べられなかった鰻が食べられて大満足のフライデーランチとなりました。
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ふくのや (割烹・小料理 / 大江橋駅、北新地駅、東梅田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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