その前に、家族へのお土産を買っておきます。
夜が早い立石の商店街は、二軒目を終えてからでは買いそびれることがあるからです。
まずは肉の「愛知屋」。
南口に面した昔ながらの肉屋さん。
もちろん精肉も美味しいのですが、お惣菜のフライや焼き豚が人気。
今日は焼き豚を200グラムとコロッケを4つ、レバカツを1つ。
人気のコロッケは飛ぶように売れるので、夕方のピーク時には揚げるのが追いつきません。
超ベテランのお父さんが揚げるコロッケは、本当はここで揚げたてを食べたいくらい。
昔は近所の公園で、缶ビール片手に「愛知屋」のコロッケと、「大ちゃん」のたこ焼きを食べた事もあります。
まだ、若かった頃の話。
鶏の素揚げが名物で、裏のお店で食べることもできますが、ボリュームが多いのでここ一軒でお腹がいっぱいになってしまいますし、店が狭い上に、仕切りの厳しいお姉さんたちがどうも苦手で、お土産の方が気が楽。
大鍋で次から次へと揚げられる大きな鶏の半身。
美味しそうな揚げ音と、いい匂いが表まで伝わってきます。
順番待ちで40分ほどかかるというので、次の店のはしご酒には丁度良い感じ。
ここの鶏は時価ですが
「今日は650円、680円、700円です」
というお値段を聞いて、680円を3つお願いしました。
後で引き取りに来ることにしてお会計を済ませ、次なるお土産のお店へ。
もつ焼き「江戸っ子」。
「立石の関所」という看板に老舗のプライドが感じられます。
今日は一人暮らしの三男が三連休で一時帰宅するので、晩ご飯にもつ焼きのお土産を所望されています。
私が見繕って、10本買いました。