ずっと前からその存在は知っていた地元佐倉の家系ラーメン「佐倉家」。
評価もそれほどではなく、あまりそそられない外観と相まって食べに行くことはありませんでした。
しかし、先日「SUSURU.TV」で絶賛されていたことから、ちょっと興味を持って配信翌日に三男と訪問しましたが、臨時休業でその日は食べることはできませんでした。
この日は妻と土曜日の買物の流れで外食となり、妻の希望でチャレンジすることとなりました。
17台も止められる駐車場ですが、13時過ぎとあって、余裕です。
入口脇の券売機で食券を購入します。
魚介らーめんやつけめん、更にはカレーや冷やしらーめんなどもあり、家系と言いながらも家系一筋ではないーメン店だとわかります。
ラーメン屋の多品種は私の経験上不安要素ですが、妻も私も定番の横浜らーめんにしました。ラーメンは麺の固さ、味の濃さ、油の量が選べるのは家系ならではですが、もしかしたら他のラーメンにも適用されるような書き方です。
食券には「らー」の文字。
これが横浜らーめんの符牒なのでしょう。
カウンターに食券を置くシステムですが、好みを伝える必要があるため、結局店主に声をかけなければなりません。
先客はカウンターに一人だけ。
比較的オオバコですが、閑散としています。
店内は山岡家のような強烈な豚骨臭が漂っています。
ちょっと臭すぎるかもしれません。
卓上には荒刻みにんにくと自家製豆板醤が置かれています。
4、5分で食券の「らー」が出てきました。
トッピングの緑野菜が家系定番のほうれん草ではなく、ネギというのが変わっています。
スープはドロリとした印象。
茶色が濃く塩味が強いのは、人気家系「吉村家」のようでもありますが、味は全くことなり、濁った感じのスープです。
獣臭さが前面に出ていますが、下処理が粗い印象です。
続いて麺を啜ります。
酒井製麺のようですが、固めにしてもらった割には柔らかく、残念。
チャーシューは柔らかくフワトロ過ぎて崩れてしまいました。
麺はネギとも一緒に食べ進みますが、どうも家系っぽくありません。
中盤に胡椒を振って味変。
麺は完食しましたが、スープは残しました。
長男は「美味しくないよ」と言っていましたが、「SUSURU.TV」で絶賛紹介されたので美味しくなったのかと思ってしまいました。
私と同じように食べに来て落胆する人もいるでしょう。
それは佐倉家が悪いのではなく、絶賛しかしない人気Youtuberの方に問題があるではないでしょうか。
私は彼のYouTubeで絶賛紹介された近隣の三店舗が全く私の口に合わなかったので、もう参考にしないことにしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿