この道は「酎ハイ街道」と呼ばれ、焼酎ハイボール(いわゆる下町ハイボール)文化が根付いたエリア。
近隣にはかつての遊郭「玉の井」や鐘淵紡績の工場があり、労働者や遊客が集う飲み屋街として発展したと言いますが、入り組んだ迷路のような道だけが、その名残を留めています。
近隣にはかつての遊郭「玉の井」や鐘淵紡績の工場があり、労働者や遊客が集う飲み屋街として発展したと言いますが、入り組んだ迷路のような道だけが、その名残を留めています。
鐘ヶ淵通りの拡幅再開発で2007年に現在の場所に移転した大衆酒場「亀屋」が本日の二軒目。
昭和7年に洋酒バーとしてスタートしたという旧店を私は知らないのですが、内装もメニューも「酎ハイ街道」の老舗でありながら、モダンに進化したネオ下町酒場という印象です。
もちろんここも焼酎ハイボールでスタート。
三代目のマスターが注いでくれる濃い琥珀色とアルコール高めの三冷は、正統派ストロングスタイルの下町ハイボールです。
突き出しは昆布の和え物。
本日二度目の乾杯です。
つまみはホワイトボードからピリ辛メンマとやげん軟骨のガーリック炒め。
こうしたメニューが、私が「ネオ居酒屋」だと感じるところです。
移転前の旧店時代からご贔屓の方には否定的な意見もあるようですが、既に移転して18年が経って、十分に歴史も刻まれています。
若いお客さんや女性が多いのも、大衆酒場の未来を考えれば、私は良いことだと思います。
ゴーヤチャンプルーとにら卵。
料理はどれも美味しい。
もちろん焼酎ハイボールはお代わり。
来店した時から頼もうと思っていたレギュラーメニューのナポリタンを注文します。
このボリュームで500円。
粉チーズやタバスコも出てくるところが、またネオな感じです。
4人でシェア。
麺好き、スパゲティ好きの私は、とても嬉しい。
生マッシュルーム。
チーズがたっぷり振られています。
これもユニークなつまみ。
守備範囲の広い下町ハイボールの面目躍如というところです。
いい塩梅にアルコールも回り、会も盛り上がってきました。
この後、もう少し鐘ヶ淵寄りにあるお店で締めることにします。
お会計は4人で6,700円。
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