2015年11月23日月曜日

紅葉を求めて秋の貴船・鞍馬を散策① 水の神「貴船神社」は、女性に人気の縁結びのパワースポット

三連休の最終日。
昨夜一泊二日で鳥取~岡山~兵庫を巡るツーリングから帰って来ましたが、今朝も早起きして京阪電車で京都に向かうことにしました。


貴船神社と鞍馬寺は、大阪出身にも関わらず私は未訪。
紅葉の見頃にはちょっと遅いですが、昨夜、急に思い立って鞍馬山に行ってみようと思ったのです。
出町柳で叡山電車に乗り換え。


車両も新しくなっています。
私が京都の大学に通っていた頃とは雲泥の差。
35年も前のことですから、当たり前ですが。


「鞍馬・貴船散策チケット」というお得なチケットがあることをネットで知りました。
叡山電車の出町柳~貴船口・鞍馬の往復乗車券(貴船口~鞍馬間フリー)と、鞍馬寺の愛山費(入山料)、くらま温泉露天風呂入浴料がついて1,700円。
300円以上お得です。


京都市街を抜けた叡山電車は洛北へと入っていきます。
京都市とは思えない山深いところ。


貴船口で下車し、まず貴船神社に向かいます。


貴船行きの京都バス。
貴船まで歩けば30分ほどかかります。
9時の始発に合わせて来たのです。


バスを下りて貴船川沿いに歩きます。
やはり、紅葉はもう終わりでした。


最初は本宮から。


全国に約450あるといわれる貴船神社の総本社でもあります。
この貴船神社には、水の神様が祀られています。


「貴船」という名前は、神武天皇の母親が、黄色い舟に乗り、貴船川をさかのぼり、この地へ上陸し、水神を祀ったという伝説が由来となっています。
つまり「黄船」ということです。
「船」は濁らずに「きふね」と発音します。


古来より、晴れを願うときには白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納されましたが、実際の馬に代わって木の板に描いた馬が奉納されたこともあり、このことから絵馬発祥の社とも言われています。


水神である高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、古くから祈雨の神として信仰されました。
水の神様として、全国の料理・調理業や水を取扱う商売の人々からの信仰も集めています。


貴船神社のおみくじは、一見真っ白に見える紙の中から一枚を選び、境内の霊泉に浮かべると吉凶が解る「水占(みずうら)みくじ」です。


おみくじをこの水に浮かべます。


すると、こんな風に文字が浮き出て来ます。
末吉でした。


境内には大きな桂の御神木。
樹齢400年、樹高30メートル。
根元からいくつもの枝が天に向かって伸び、上の方で八方に広がっています。
御神気が龍の如く台地から勢いよく立ち昇っている姿に似て、当社の御神得を象徴し、まさに御神木と仰がれる由縁です。


本宮を後に、更に貴船川沿いに歩きます。


貴船では川床で料理を食べさせる旅館が多くあります。
夏は涼しく、秋は紅葉。
川のせせらぎを聞きながら食べる懐石料理は格別でしょう。


二つ目の社は結社(ゆいのやしろ)
縁結びのパワースポットとして、若い女性やカップルに人気です。


磐長姫命(いわながひめのみこと)を祭神とし、縁結びの神として信仰されています。
天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が磐長姫命の妹の木花開耶姫(このはなのさくやびめ)と結婚しようとしたとき、姉妹の父の大山祇命(おおやまつみのみこと)は、磐長姫命も共に奉りました。
しかし、瓊瓊杵尊は木花開耶姫とだけ結婚したので、磐長姫命はそれを恥じ、「縁結びの神として良縁を授けん」と言って当地に鎮まったといいます。


境内には、「磐長姫命の御料船」として平成8年に奉納された船形の自然石「天の磐船」が置かれています。


たくさんの緑色の紙が結ばれています。
これは「結び文」で、恋の願いを社の脇に置いてある紙に書いてここに結びます。
厳粛な山奥の社にお参りし、文を結べば霊験あらたか、ということでパワースポットとして近年女性に人気上昇中なのです。


今から1000年も昔、和泉式部が貴船神社に参詣して、名歌「蛍の歌」を捧げて恋を祈り、その願いがかなえられて以来、貴船神社は「恋の宮」として知られ、おとぎ草子などにも貴船神社にまつわる恋物語も生まれています。


「ものおもへば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂かとぞみる」
(意訳:恋しさに悩んでいたら、沢に飛ぶ蛍も私の体から抜け出した魂ではないかと見える)


ここにも桂の御神木。


更に上流に進みます。
紅葉がまだありました。


御神木の「相生の杉」は樹齢千年。
一本の根から二本の幹が伸びています。
「相生」は「相老」に通じ、夫婦共に長生きの意味があります。


奥宮(おくのみや)
奥宮は本宮の上流側700メートルの場所にあり、かつてはここが本宮でした。
闇龗神(くらおかみのかみ)を祭神としますが、高龗神と同じ神であるとされています。


思ひ川
本宮から奥宮へ向かう途中にある谷川です。
夫の愛を取り戻そうと思い悩んでいた和泉式部。
当時奥宮が本社で、参拝者はこの谷川で手を洗い口をすすぎ、身を清めてから参拝しました。
この谷は「禊(みそぎ)の川」、「物忌(ものいみ)の川」だったのです。
和泉式部もここで身を清めて恋の成就を祈ったのでしょう。


平安時代も今と同じ眺めだったのでしょうか。


門をくぐり、奥宮へ。


境内の本殿横には、この伝説にまつわる「御船型石」があり、これを積み囲んだ小石を持ち帰ると航海安全につながるとされました。


本殿下には巨大な龍穴(縦穴)があり、文久年間(19世紀中頃)の本殿修理の際、大工があやまってのみをこの中へ落としたところ、一天にわかにか き曇り、風が吹きすさんで、ノミを空中へ吹き上げたといいます。


ようやく来れた貴船神社は、実にスピリチュアルなパワースポットでした。





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