のどかな田園風景を走ること約20分、綾川町の田村うどんに着きました。
田んぼの中の一軒家です。
時刻は9時50分。
バイクを正面に止めます。
行列はありません。
プレハブ造りの簡易な製麺所。
倉庫のようなスペースにテーブルとイスが無造作に置かれています。
製麺所の讃岐うどん店らしい、いい雰囲気です。
先客は一組。
小さな男の子を連れたお母さん。
大将との会話を聞くともなく聞けば、夏休みで実家に帰省し、懐かしいうどん屋に食べに来ているようです。
さすが香川県人。
メニューは大か小か、冷か熱かを選んで、あとはセルフというスタイル。
厨房の奥は住居。
セルフコーナーが厨房の中にあるので、間違えてこちらに入ってしまうお客さんがいるのでしょう。
なぜかアイスクリームを売っていました。
この時期は結構売れるのかもしれませんが、霜取りはした方が良さそうです。
奥の大釜に向き合って、真剣勝負のご主人。
こまめにうどんの茹で加減を確かめています。
その合間にうどんを打つ手際良さ。
茹で上がったようです。
丼にうどんを移します。
茹で立てのうどん。
実に美しい。
厨房の中に冷だしと温だし、そしてかけ用のお湯があります。
何でも自分でやる、いわゆるスーパーセルフ店。
大将の指示に従い、にわかうどん屋になります。
ここではかけにしたので、テボに入れてお湯にくぐらせます。
シャッシャッと湯切りするのが、自分がうどん屋のオヤジになったようで楽しい。
温だしをタンクから注ぎます。
もちろんナミナミ。
各種トッピングの中から、きつねにしました。
厨房の方の食堂はいつの間にか行列となっていました。
落ち着かないので、隣の倉庫へ。
かけ小きつね。
出汁を一口。
濃いめの味。
打ち立て、茹で立ての麺は、腰があり、もちっとして実に食べやすい。
大きな揚げ。
讃岐うどんの必須アイテム、ネギと生姜もたっぷり入れました。
甘辛い揚げは、やっぱりうどんのベストパートナー。
もちろん完食完飲です。
お会計は後払い。
自己申告で260円支払いました。
お土産を頼まれていた友人用に一袋購入。
お会計をしている時に、迫力のある女性が現れました。
どうやら奥さんのようです。
明るく気さくな大将とは対極に、伝法な物言い。
なんだか、インパクトが強烈で驚いてしまいましたが、大将は気にするそぶりもありません。
片田舎のうどん屋に、小さな人生ドラマを垣間見ました。
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田村 (うどん / 綾川駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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