2015年8月24日月曜日

四国の二大霊峰と讃岐うどんを巡るツーリング⑱ 本場讃岐うどん巡礼⑫「田村うどん」でかけ小きつね。人懐っこい大将が打つ麺は腰があり、もちっとして実に食べやすい

蒲生うどんの思わぬ休業を、なかむらでナイスリカバリーして気分は爽快です。
のどかな田園風景を走ること約20分、綾川町の田村うどんに着きました。
田んぼの中の一軒家です。


時刻は9時50分。
バイクを正面に止めます。
行列はありません。


プレハブ造りの簡易な製麺所。


倉庫のようなスペースにテーブルとイスが無造作に置かれています。
製麺所の讃岐うどん店らしい、いい雰囲気です。


先客は一組。
小さな男の子を連れたお母さん。
大将との会話を聞くともなく聞けば、夏休みで実家に帰省し、懐かしいうどん屋に食べに来ているようです。
さすが香川県人。


メニューは大か小か、冷か熱かを選んで、あとはセルフというスタイル。


厨房の奥は住居。
セルフコーナーが厨房の中にあるので、間違えてこちらに入ってしまうお客さんがいるのでしょう。


なぜかアイスクリームを売っていました。
この時期は結構売れるのかもしれませんが、霜取りはした方が良さそうです。


奥の大釜に向き合って、真剣勝負のご主人。


こまめにうどんの茹で加減を確かめています。


その合間にうどんを打つ手際良さ。


茹で上がったようです。
丼にうどんを移します。


茹で立てのうどん。
実に美しい。


厨房の中に冷だしと温だし、そしてかけ用のお湯があります。
何でも自分でやる、いわゆるスーパーセルフ店。
大将の指示に従い、にわかうどん屋になります。


ここではかけにしたので、テボに入れてお湯にくぐらせます。
シャッシャッと湯切りするのが、自分がうどん屋のオヤジになったようで楽しい。


温だしをタンクから注ぎます。
もちろんナミナミ。


各種トッピングの中から、きつねにしました。


厨房の方の食堂はいつの間にか行列となっていました。
落ち着かないので、隣の倉庫へ。
かけ小きつね


出汁を一口。
濃いめの味。


打ち立て、茹で立ての麺は、腰があり、もちっとして実に食べやすい。


大きな揚げ。
 

讃岐うどんの必須アイテム、ネギと生姜もたっぷり入れました。


甘辛い揚げは、やっぱりうどんのベストパートナー。


もちろん完食完飲です。


お会計は後払い。
自己申告で260円支払いました。
お土産を頼まれていた友人用に一袋購入。



お会計をしている時に、迫力のある女性が現れました。
どうやら奥さんのようです。
明るく気さくな大将とは対極に、伝法な物言い。
なんだか、インパクトが強烈で驚いてしまいましたが、大将は気にするそぶりもありません。
片田舎のうどん屋に、小さな人生ドラマを垣間見ました。



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田村うどん / 綾川駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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