とはいえ、そういう理由にかこつけて、お気に入りの居酒屋で一杯飲みたいだけなのですが。
南扇町の旬味ひげ。
今日は五十肩治療の帰りなので、20時半と遅がけのスタートです。
カウンターの一番端、マスターの対面という定位置を確保しておいてくれました。
まずは今日のオススメをチェック。
マスターのおすすめは生ピーマンと塩昆布の和え物。
熊本産の生でも美味しい品種。
「浪速らしい塩昆布がいい仕事をしていますね」
と言うと
「ホントに塩昆布は万能ですよね」
とマスター。
この店の冬の定番ひげ風ぶり大根。
澄んだお出汁に驚きます。
一般的なぶり大根はもっと醤油が効いていて色も茶色いからです。
この店のの出汁は昆布だけ。
ぶりと大根の素材そのものの力を引き出しています。
淡白ながら深みのある優しい味わい。
大根はトロトロ。
たっぷり張られたお出汁は柚子の風味豊か。
汁物という位置づけで、〆にも向く一品です。
キープしてある赤霧島に切り替えました。
お造りは金目鯛ときずし。
きずしは寒くなって脂がのってきました。
ぶりのカマ焼きを。
美しいきつね色の焼色に食欲も増進。
身の筋の入り方が脂の乗ったぶりの食味を更に高めます。
もちろん皮も残さずに。
今日の〆はいつもの鴨吸ではなく、今日のオススメから豚おやじ小鍋。
マスターの実家、新潟のお父さんは漬物の達人。
そのお父さんお手製のキムチを使った豚肉の小鍋。
だから豚おやじ小鍋。
生にんにくを多めに入れてもらって風邪予防です。
「ハーフにしますか?」
と聞かれましたが、まあいいか、と一人前オーダー。
少し多いかな、と思いましたが、炭水化物ゼロだし、身体にいいものばかりだし、良しとしましょう。
しかもこれだけあって680円なんです。
手前味噌的な世界無形文化遺産登録祝賀会となりましたが、昼夜ともに日本の和食の豊かさを実感した一日となりました。
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