近場でランチということになりますが、かといって妥協はしたくありません。
いつも行列の店もこの時間なら少し早いだろうと足を向けたのは、新橋駅前ビル1号館地下にあるさかな亭。
店名通り魚の旨い店ですが、ランチタイムはいつも大行列。
13時とはいえその行列は途切れていませんが、さほど長くはないのであまり待たなくても済みそうです。
刺身か焼魚を頼むことが多いのですが、今日は久しぶりにあら煮定食にしました。
L字カウンターだけの猛烈に狭い店内の一番奥の席が空きました。
「すいません、すいません」
といいながら、満席の椅子席の後ろを通り抜け、一番奥の席に身体を滑りませました。
最初にご飯と味噌汁、お新香という基本アイテムが出されます。
あまりにも狭い店での受け渡しはかなり困難。
初めて来る人はびっくりするかもしれません。
主菜のあら煮もカウンター越しに渡されます。
「汁が多いから気をつけてください」
とご主人。
いちいち大変なお店なのです。
ボリューム満点、しっかり煮こまれたあら煮。
もちろんオン・ザ・ライスをおいて他の選択肢はあり得ません。
ずっと昔から変わらない、同じお新香もオン・ザ・ライスで。
あら煮はかなりの量なので、食べても食べても減りません。
なんとか寄り切りました。
すっかり満腹です。
食べ終わったら器を全てカウンターに上げ、台拭きで綺麗にカウンターを拭くのが次のお客さんに対するマナーでもあり、お店から暗黙に依頼されているルール。
「次回は大盛刺身定食かな」
と思いながら店を出ると、まだお客さんが並んでいました。
知る人ぞ知る、新橋の名店です。
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