今日は一人メシ。
新規開拓のチャンスです。
裏通りの更に裏。
いかにも福島らしい古い住宅街の路地の奥。
民家を改造した和食の店。
隠れた家の和食、季節の音 心。
入口にはランチメニューとともに、夜のメニューも出ています。
暖簾をくぐると、まさに普通の家の玄関のように、靴を抜いで上がります。
一階が厨房とカウンター席とテーブル席。
私は二階のカウンター席に案内されました。
二階は座敷が二間と、廊下に設えたカウンター。
両隣のお客さんが食べている豚シャブサラダと豚の角煮もボリューミーで美味しそうでしたが、初志貫徹で焼き魚と出し巻き。
後から来たお客さんが
「今日の焼き魚は何ですか?」
とお店の人に尋ね
「鮭の塩麹焼きです」
と答えているのを聞いて初めて自分が何を頼んだのかを知りました。
出し巻きに前のめり過ぎて、焼き魚のことが全く意識から欠落していたのです。
10分ちょっと待ちました。
料理が出てきて
「しまったな、昨日と全く同じランチだ」
と思いました。
昨日、出入橋の旬彩織部で食べたのも鮭塩焼と出し巻きだったからです。
とはいえ、大好物ですから問題は無いのですが。
初めての店は、ご飯を少な目ではなく、デフォルトで頼みます。
ボリュームをチェックするためです。
味噌汁はお麩入り。
味噌汁フェチでもあり、お麩も好きな私のテンションは上がります。
お代わりしたいところですが、二階ではハードルが高そうです。
小鉢は冷奴とお浸し。
出し巻きに前のめり過ぎましたが、メインは鮭の塩麹焼き。
こちらが懸案の出し巻き。
箸で二つに切ってみました。
密度の濃い、ミッシリ詰まった感じの出し巻きです。
昨日食べた旬彩織部のフワトロ系とは異なります。
もちろんオン・ザ・ライスで。
二連発です。
ちょっと見つけにくいお店ですが、近隣のサラリーマンで賑わっています。
口コミで人気があるのでしょう。
他のランチも魅力的でしたし、名物らしい竜田揚げもなかなかボリューミーかつ美味しそう。
接客も明るく元気で、会社から近ければローテーションに入れられるのにな、とちょっと残念でした。
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隠れた家の和食 季節の音 心 (割烹・小料理 / 福島駅、新福島駅、中之島駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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