2015年7月23日木曜日

大阪の夏の風物詩、鱧を食べさせるために、来阪の妻を連れて行きつけの地元松ヶ枝町の小料理屋「うさぎ」へ

父が亡くなってもう27年。
私の年も、その父の亡くなった年齢にずいぶんと近づいて来ました。
命日が近いので、父の墓参りと実家への帰省を兼ねて妻が来阪しました。
「鱧が食べたい」
という妻のリクエストに応え、先日、行きつけの止まり木バーホワイトラベルで丁度お会いしたうさぎのマスターご夫妻にお願いをしておきました。


この店に家族を連れてきたのは初めてです。
まずは生ビール
昨日今日と天気が悪くてあまり気温は高くない大阪でしたが、それでも身体が求めていました。


突出しの枝豆


今日のメニューには、お願いしたはもちりはも鍋がラインナップされていました。


まずははもちり


丁度明日から天神祭。
大阪の夏を感じる一品です。


生ビールをもう一杯。
ジメジメした気候のせいか、どうしてもビールに手が伸びます。


やはり大阪の夏を感じる水茄子


珍しく妻から
「出し巻き食べたいな」
と希望が出ました。
たまご料理は私のお株ですが、東京ではなかなか食べられない浪速の出し巻きに興味を持ったようです。


「これ、美味しいね」
と妻が言うので
「前にも言ったけど、ここのご主人は大阪屈指の料亭相生楼で修業した方だからね」
と私。


ポテサラも妻の希望で。


いよいよはも鍋
マスターが丁寧に小鍋で作ってくれたものを、最後に目の前のコンロでひと煮立ちさせて頂きます。


鱧ももちろんですが、出汁が実に滋味深く、身体に浸透していきます。
「お出汁が美味しいね」
と妻もゴクゴク飲んでいます。


もうちょっと食べられるというので、ハムカツをお願いしました。


サクッと揚がったハムカツは、盛り付けも上品。


相生楼で修業したマスターですが、こうした大衆居酒屋的な料理も出してくれます。
もちろんお値段も大衆的ですが、味は大衆的ではありません。


最後に残ったはも鍋のお出汁で雑炊にしたかったのですが、お腹いっぱい。
残念です。


明日は午後半休を頂いて、京都の長岡のお寺までお墓参りです。
30℃をゆうに超える天気予報となっています。
父が亡くなったのも、とても暑い日でした。
そんなことを、明日はまた思い出すのでしょう。



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