今日はゴールデンウィーク直前の出社日。
優しい和食が食べたくて、少し足を延ばしました。
お気に入りの割烹「一楽」です。
12時チェックインは出遅れたかと思いましたが、行列はありません。
コロナ対策に関する張り紙がありました。
老舗割烹も大変です。
先客はカウンターにお一人様が二組、奥の座敷に一組、そしてテーブルに一組。
コロナ以前からカウンターにラップをかけた小鉢をお盆にセットして置いておくのはこの店の習わしですが、ちょっとこの時期はどうなのかな、と思ってしまいます。
店主とホール係の女性だけのツーオペ。
夜は休業しているのでしょうし、厳しい経営状況でしょうから人員削減は当然のこと。
そのせいで、手が回らなくなって、料理の上げ下げに支障がでています。
10分ほど待って、私の焼鮭が出てきました。
ラップを外して小鉢と直にご対面。
剥きあさりは、出汁で煮含めたものでしょうか。
茶碗蒸し。
お新香など。
味噌汁は嬉しいなめこの赤出汁。
ホール係のお姉さんが他のお客さんの対応に忙しくて、ご飯が出てくるまでもう一拍ありました。
ようやく出そろった鮭御膳。
私好みの割烹ランチで、とても美味しそう。
鮭の切り身は分厚いものが二切れ。
見るからに脂がのっているのがわかります。
まずは味噌汁から。
しみじみと旨い。
作り置きなので温かくないのは常ですが、茶碗蒸しは私の好物。
ちりめん山椒がのったご飯は、この店の定番。
これがまた美味しい。
お代わりは可能ですが、ダイエットにはご法度。
鮭の切り身が大きいので、大胆に箸を入れて、そのままオン・ザ・ライス。
予想通りの脂の乗り具合。
絶対ご飯が足りなくなるでしょう。
もちろん鮭の皮も一緒に頂きます。
魚の皮は残さず食べるのが私のポリシー。
お会計の時にはご主人が厨房からわざわざ出てきてお見送り。
「またよろしくお願いします!」
こちらが恐縮するほど頭を深々と下げるご挨拶。
12時半にお店を出ると、暖簾は仕舞われていました。
かつてほどのお客さんが来ているとは思えません。
本当に大変な時代が続きます。
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