今日は残業になりました。
酒場に行く時間でもないので、麺活にします。
定期的に定点観測している八重洲の東京ラーメンストリートへ。
今更ながら未食の「そらのいろ ニッポン」に初訪問です。
キノコベジソバといった変わりラーメンなどもありますが、今日は定番の醤油ラーメンを頂きます。
先に食券を購入します。
味玉醤油らーめんをチョイス。
行列の戻ると、いつの間にかインバウンドの観光客が並んでいます。
先に食券を買うルールをわかっていないようで、残業疲れもあって、ちょっとイラっと。
7、8分待って行列の先頭に来ました。
入口に置いてある紙ナプキンをピックアップして入店します。
素材へのこだわりが書かれた卓上の口上を読んでいるうちに、ラーメンが到着します。
シンプルながらも期待の高まるプレゼンス。
チャーシューは鶏と豚。
太いメンマとたっぷりのネギ。
煮玉子の黄身の色も美しい。
まずはスープをひと口。
しっかりと醤油の味を感じる濃口のスープですが、後味はすっきりしています。
4種類の醤油と昆布や玉ねぎ、リンゴ、椎茸などから取ったというスープは、鶏油で蓋をされ、しっかりと熱いのも嬉しい。
続いて麺を頂きます。
業務用製麺所「天辺ジャパン」の国産小麦100%。
細めのストレート麺は、固めに茹でてもらったこともあって、エッジが立った喉越しの良いもの。
存在感がありながらも滑らかに喉を通り抜けていきます。
小麦の風味が豊かな麺は、濃い口の醤油スープとの相性もバッチリです。鶏チャーシューは脂の少ない柔らかい胸肉。
豚チャーシューは焼肉のような薄切りの仕上げ。
いずれも国産です。
卓上の調味料で味変します。
気になったフライドエシャロットとブラックペッパーを振ります。
カリっとしたフライドエシャロットがスープを含んで柔らかくなり、たぬきそばのような食感に。
これもまた楽しい。
中盤で煮玉子にも着手。
たまご好きの私も納得のクオリティです。
塩分取り過ぎかな、と思いながら一気にスープも飲み干してしまいました。
代表的な日本食としてすっかり世界に知られることとなったラーメン。
麺を啜る食文化がないので、ゆっくりと味わって食べる欧米人のラーメンは汁を吸ってのびてしまい、スープも冷めてしまうのでは、と思って心配するのは大きなお世話かもしれません。
私が入店した時に食べ始めていた欧米人グループがまだ半分も食べていないうちに、私はお店を後にしました。
そらのいろ ニッポン (ラーメン / 東京駅、京橋駅、二重橋前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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