インスタ繋がりの本社のKさんが今月末に契約満了で退社するので、送別ランチ。
絶賛ダイエット中の私ですが、彼女のリクエストに応じて「ハングリータイガー」へ。
恐らく虎ノ門で最も長い行列店と言える、メガ盛りロメスパの老舗。
11時半の開店一回転目に突入すべく、11時25分に店の前の行列で待ち合わせしました。
彼女は22分着で3番目。
そこへ私も合流しますが、みるみる行列が伸びていきます。
程なく開店し、窓際の二人掛けというベストポジションへ案内されます。
Kさんにメニューを見せながら
「どれも美味しいけど、初めてなら是非ダニエルを食べてみて」
と勧めます。
ダニエルとは、当店の名物料理で、カルボナーラ風の炒めスパ。
名前は可愛いですが、盛りは並でも強烈です。
私もダニエルは大好きですが、今日はその次に好きなボンゴレ&バジリコをオーダー。
料理が出て来るまで、この店がかつて今のビストロソングラムにあった頃の、今は亡き名物マダムの厳しくもユニークな接客の思い出話などをご披露。
私もいつの間にか20年近く通っているのです。
そこへお待ちかねのスパゲティが登場。
並盛でもかなりのボリュームです。
たっぷりのオリーブオイルで炒められた太麺は、パスタというよりは、スパゲティと呼ぶのが相応しいビジュアルです。
まずはチーズをたっぷり振って、富士山の冠雪を再現。
フォークでクルクルと巻いてリフトアップの撮影です。
本来ボンゴレバジリコはさっぱりしているパスタですが、この店のオイリーなスパゲティは、全く別物に仕上がっています。
もちろんそれが良いのです。
ガッツリ好きの虎ノ門サラリーマンたちが嬉々として大盛スパゲティを啜る店内の様は、実に壮観です。
目の前のKさんも、独特の「オイリーなたまご感」のダニエルに満足いただいている様子。
「炒り玉子みたいな食感が美味しいですね」
なんとなくいつもよりも少し味が薄いと感じた私は、卓上のブラックペッパーを振って味変。
そのまま一気に寄り切ります。
ダイエットの進捗とともに、胃が小さくなった私ですが、並盛はクリアすることが出来ました。
Kさんの職場は私の古巣の部署ということもあって、かつての仲間たちの近況も聞くことができた、楽しいランチとなりました。
窓から外を見ると、行列は一段と伸びています。
長居は無粋な店ですから、お会計を済ませてお茶を飲みに行くことにします。
もちろん虎ノ門で喫茶店といえば、あそこしかありません。
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