今日は出社日。
軽く飲んで帰ろうと頭の中に二、三軒候補を思い浮かべます。
ホームグラウンドの船橋も考えましたが、ちょっと疲れていたので地元に近い勝田台で飲むことにしました。
途中下車して向かったのは、大衆酒場「菊富士2号店」。
前回来たのは2020年10月、緊急事態宣言の狭間のことですから、もう1年半も経っています。
お気に入りの店なのに、いつの間にかご無沙汰です。
コの字カウンターが二つある、比較的オオバコの大衆酒場。
地元の飲兵衛でいつも賑わうお店です。
辛うじて奥に一席だけ空いていました。
まずはいつもの黒ホッピー。
ここはシャリキンがあるのが嬉しい。
ここはシャリキンがあるのが嬉しい。
ジョッキもしっかり冷えていて、「三冷」のセオリーを忠実に守っています。
この店は、一品から焼き物まで何でも揃うのですが、一番のおすすめは海鮮。
刺身が抜群に旨いのです。
本日のおすすめから、カツオ刺身を頼みますが、売り切れという無情。
代わりにイワシ刺身をオーダーします。
代わりにイワシ刺身をオーダーします。
大振りのイワシ一匹が尾頭付きで船盛風に出てきます。
これで450円という破格の一品。
そこへ、注文したそら豆も出てきました。
理想的な立ち上がり。
イワシは足の早い魚ですが、房総の地物だけに鮮度は抜群です。
脂ののりも良く、実に美味。
私の好物の豚モツの揃えも良いのも、お気に入りの理由の一つ。
せっかくなので、もつ焼きの前に刺身をつまもうとコブクロ刺しを頼みましたが、一人には多い量でした。
そこでシャリキン黒ホッピーを、もう一杯。
もつ焼きは三本がミニマムオーダー。
ハツが売り切れていたので、カシラとタンを塩で、シロをタレで注文します。
ゆっくりと旨いもつ焼きをつまみながら、シャリキンをチビチビと舐めるように飲みます。
つまみがあるのに、酒が無いという状況に陥ってしまいます。
こうなると段取りが狂ってきます。
今日はサクッと二杯と決めていたのに、三杯目に突入です。
ここの酎ハイは私が好きな下町ハイボールがデフォルト。
三杯目を頼んだおかげで、今度はツマミが足りなくなりました。
コロナ禍で飲みに行く機会が減って、ペース配分の勘が鈍っているようです。
厚揚げ焼で締めることにしました。
たっぷりの長葱がのっています。
私の座ったカウンターの担当のお姐さんは、物言いはきつめながらも、優しい気配りをしてくれる、いかにも下町っぽい接客。
そういえば、葛飾あたりの下町酒場とは随分ご無沙汰だと思い出しました。もう少しコロナが落ち着いたら、山ほどある再訪したいお店や、新規開拓の宿題店に取り組みたいものです。
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