今日は穏やかな天気となりました。
美味しい和食が食べたくて、ちょっと会社から遠出することにします。
新橋烏森口から柳通りを歩き、環状2号線に近い路地裏にある「喰切料理 一楽」。
戦後、焼鳥店として始まり、1988年(昭和63年)頃、先代が魚料理を中心とした「喰い切り料理」という割烹スタイルに切り替えたそうです。
夜はいいお値段がしますが、ランチは美味しい魚料理が、新橋サラリーマンでもちょっと背伸びをすれば食べられます。
定番は銀鱈、鮭、鯖の焼魚御膳の三種類。
手書きメニューで日替わりがありました。
秋刀魚、鰹たたき、目張煮付。
この六種類から一つだけ選ぶのは至難の業。
相当悩んだ末に、唯一の鮮魚である鰹たたき御膳を選びました。
カウンターとテーブル席があります。
私は一人なのでカウンター席へ。
カウンター席はお盆の上にあらかじめ小鉢がセットされ、ラップがかけられています。
小鉢は大好物の玉子焼きとお新香三種。
白滝の和え物。
数量限定ですが、早めに行くと茶碗蒸しのサービスもあります。
味噌汁はなめこの赤出汁。
これまた大好物。
そこへ鰹たたきが出てきました。
想像以上のボリュームに嬉しい悲鳴です。
ここは焼魚の切り身も大きいのですが、刺身もこれほどとは思いませんでした。
その上には更に山盛りの茗荷とネギ、生姜。
にんにくタレも。
「お昼なのでにんにくは別にしましたけど、かけた方が美味しいですよ」
とお店の方がちょっと茶目っ気交じりのアドバイス。
もちろんかけましょう。
一楽自家製のちりめん山椒がたっぷりかかった美味しいご飯も割烹の矜持を感じます。
素晴らしいご褒美ランチが、私の目の前に整いました。
まずは赤出汁から頂きます。
しみじみと美味しい。
茶碗蒸しに匙を入れます。
たまご好きの私の好物料理。
鰹たたきにポン酢とにんにくタレを掛け回して頂きます。
思わず言葉を失うほど美味。
鮮度の良い鰹のたたきは、品良く薄切り。
薬味との相性も良く、食も進みます。
ちりめん山椒ご飯にも箸をつけます。
何度食べても実に美味しい。
好物の玉子焼きも文句なし。
鰹たたきはオン・ザ・ライスでも。
ご飯のお代わりができます。
もちろん美味しいちりめん山椒もサービス。
頼まない法はありません。
食べ終わってお会計です。
「どうもありがとうございました。いってらっしゃい!」
























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