2014年3月31日月曜日

一気に咲いた桜を見に会社帰りに大川沿いを散歩。花冷えの後の一杯を、と偶然入った天満の下町B級中華「大王」でご主人の人情に温まる

寒くて長い冬が終わったと思ったら、一気に暖かくなりました。
あちこちから桜が満開だと言う便りが届き、待ちわびた春を確かめたくて会社帰りにお花見に行く事にしました。
転勤以来三回目の桜の季節。

堂島の会社から南森町の自宅まで大川沿いを歩いて桜を眺める、私にとってはもはや定番のお花見コースです。

中之島公会堂


後一ヶ月すれば今度はバラの季節。
中之島バラ園は手入れの行き届いたバラたちが出番を待っています。


天神橋から天満橋方面を眺めます。
夏になればここが天神祭のメインエリア。


大川沿いを歩きます。
遊歩道の両側に続く見事な桜並木。
上野浅草よりも遥かに長く、広く、そして人が少ないのでじっくりと観賞できます。


今渡って来た天神橋中之島


対岸は八軒家船着場


天満橋に上って天神橋中之島方面を振り返ります。
私がこの街で最も好きな眺め。
「水の都」大阪のあまたある美しい景色の中でも、格別だと思っています。


小一時間一人でゆっくりと歩いて写真を撮りながらの花見。
昼間は暖かくても夜は少しひんやりします。

花見と言えば酒。
しかしあいにく屋台も無かったので、どこかで一杯やろうとブラブラ南森町に向かって歩き始めたところで、私好みの下町中華に出くわしました。
中華料理大王(ターワン)
しかも、前から気になっていた店でしたので、早速覗いてみることにしました。


赤いデコラのテーブルに同色のタイル貼りの壁面。
そして黄色いアクリル板メニュー。
外観、内装、メニュー、お値段、完璧な下町B級中華で嬉しくなりました。


ビールは瓶だけですか?」
「いえ、もありますよ」
「あ、じゃあで」
花見には酒が欠かせません。
時間差ですが、ようやく花見らしくなってきました。


餃子肉野菜炒め下さい」
私が飲みモードだとわかったのでしょう、まず餃子を先に出してくれました。
なかなか出来ない気配りです。
カリッときつね色に焼けた餃子は、丸皿に二列に並べられて出て来ました。


これ以上無い黄金の組み合わせ。



にんにくの効いたしっかり濃いめの味付けの餡。


皮はもっちりしていて、なかなか侮れない実力です。


餃子が食べ終わる頃に肉野菜炒めが出て来ました。


豚肉もたっぷり入ってボリューミー。
濃いめの味付けが酒のアテにぴったりです。


「お酒はビール以外に何がありますか?」
日本酒紹興酒レモンハイです」
「じゃあ、レモンハイで」


「ここは出来て何年経つんですか?」
店主は仕込みの玉ネギを切りながら
「実は今日が満41歳の誕生日なんですよ」
と茶目っ気たっぷりに言います。
「昭和49年からなんです」
「へぇ、じゃあこのビルは当時からあったんですか?」
「この建物はその1年前ですね」
「ご主人はおいくつからお店を始めたんですか?」
「25歳です」
だとすると66歳。
とてもそう見えない若々しくて元気なご主人。
「天満界隈のことはお詳しいでしょう?」
「昔は町内会の集まりとかいってよく使って貰いましたけどね」
「私は2年前に東京から転勤で来たんですよ。南森町に住んでるんです。今日は花見帰りで」

大阪に来て覚えた、お店と仲良くなる方法を私も自然に出来るようになりました。
食事だけのお客さんが入れ替わる中、私と店主の距離感は縮まっていきます。

41年前と言えば、私は中学に上がった位でしょうか。
合格祈願に大阪天満宮に来ていた頃は、もうご主人はここで商売をされていたことになります。
不思議な縁にちょっと嬉しくなりました。


天津飯を食べたかったのですが、炭水化物ダイエット中なので我慢。
「すいません、天津飯のアタマだけってできます?ご飯抜きでタレかけて」
「いいですよ」



外はこんがり、中はふわっと焼けた玉子焼きに、大阪の塩ダレがかかっています。


小海老


レモンハイを飲みながら、アテで。


ご主人とはその後も世間話が弾みました。
お会計をお願いすると
「良かったらまた寄ってください」
と声をかけて下さいました。
外は少し気温が下がっていましたが、浪速の人情に心は温まりました。




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大王中華料理 / 天満橋駅大阪天満宮駅南森町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3