どこかで一杯飲んで帰ろうと、当ても無いままとりあえず新橋から電車に乗りました。
立石にしようか、船橋にしようか、はたまた小岩にしようか、と考えていましたが、急に金町を思いつきました。
京成高砂駅で金町線に乗り換えて二駅。
寅さんで知られる柴又を通り、わずか2.5キロの路線は単線。
4両編成の電車がのんびりと走ります。
踏切を渡って、駅の南西へ。
車も通れない狭い路地をブラブラと。
「おんな酒場放浪記」で倉本康子さんも歩いた道。
居酒屋大松。
カウンター席に案内されました。
ちょうど目の前には短冊がありました。
昔ながらの焼酎ハイボールがあるのが、下町らしい。
とりあえずホッピーを頼んでから、メニューを眺めます。
突き出しはナスのオランダ煮。
魚への自信が伺えます。
本日のおすすめ。
新サンマ焼、カマ焼が気になります。
牛すじ煮込みやばくだん、ぬか漬けといったあたりも攻めてみたいところ。
名物のだし巻玉子。
たまご好きの私の今日のお目当てはこれ。
このページなら自家製のあつあげ。
そんなには食べられませんが、今日はどうやってメニューを攻略しようか、と一杯目を飲みながら組み立てを考えている時が一番楽しい。
結果オーダーしたのは、もちろん名物のだし巻玉子。
小サイズもあるのですが、私は普通サイズでも十分一人で食べられます。
久しぶりの美しい玉子焼きを大人食い。
嬉しくて、激写しまくりました。
白だしを使った柔らかい仕上げは関西風で、大阪赴任時代を思い出しました。
秋の訪れを感じる新サンマ焼。
サンマを綺麗に食べるのは得意。
お刺身のサービス盛合せは終わっていましたが、まぐろぶつならあるということで、単品でお願いしました。
ナカをお代りして、ホッピーは二杯目。
自慢するだけあって、鮮度のいい刺身。
地元の常連さんたちが集う、下町葛飾らしいお店。
物腰の柔らかいご主人の語り口も耳に心地よいもの。
もう一軒、近所のもつ焼きの名店ブウちゃんにハシゴをしたかったのですが、残業帰りでスタートが遅く、もう21時半。
明日も早いので帰ることにします。
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大松 (居酒屋 / 京成金町駅、金町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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