2020年11月30日月曜日

さようなら虎ノ門ランチ⑨ リーズナブルな「リアル中国料理店」のお気に入り。激辛四川料理「天然居」で「麻婆豆腐定食」を更に辛めでオーダー

 

虎ノ門には多くの「リアル中国料理店」があります。
私が勝手に使っている「リアル中国料理店」の定義は、中国人経営、中国人従業員のお店。
対極にあるのは、絶滅危惧種に指定されている「町中華」でしょうか。
虎ノ門は、そんな「リアル中国料理店」の宝庫。
実に多彩なお店がひしめいていますが、ほぼ全クリした私が気に入って通ったのは「天然居」
激辛好きの私にとって、豊富な激辛メニューとお値打ちな値段はストライク。


コロナ前以来の久しぶりの訪問です。
店頭に飾られていたリアルメニューサンプルはやめたようで、代わりにアルコール除菌液が置かれていたのは、まさにニューノーマル。


入り口に近い4人掛けのテーブルに案内されました。
「密」を避けて、11時半の開店と同時のアーリーチェックにした甲斐がありました。


この店で一番激辛を堪能できるのは「自家製汁なし担々麺」ですが、今日は定食狙い。


今日は大定番の麻婆豆腐定食が日替わりランチで100円安い750円。
この天然居ツートップから選ぶなら、今日は麻婆豆腐定食です。
「カラクシマスカ?」
とお姉さんに聞かれたので
「はい」
と答えます。


注文と同時に運ばれてくるミニサラダココナッツミルク
定食に限らず、ランチには必ず付いてきます。
ここの激辛はハンパないので、水では沈静化が不可能。
そこで、ココナッツミルクというわけです。


すぐに料理が出てきました。


中国人の店員さんが
「エプロンイリマスカ?」
と手渡してくれました。
日本語があんまり上手くないせいもあって、一見ぞんざいなように見えますが、ここの中国人店員さんたちは、皆良い人。


見るからに美味しそうな麻婆豆腐は、自家製の辣粉と花椒の香りが豊か。
すでに、私の身体は激辛に備えるべく臨戦態勢を整えました。


ご飯はデフォルト大盛。
おかずが激辛なのでこれでも足りないかもしれませんが、お代わりは可能。
もちろん、するつもりはありませんが。


トロミのある卵スープは不変の定番。


デザートは杏仁豆腐。


辛めにしてもらった麻婆豆腐は、一段と激辛。
もちろんオン・ザ・ライスの一択です。


数口食べていると、じんわり発汗してきました。
今日は寒いだけに、いかのこの麻婆豆腐が辛いかがわかります。
虎ノ門界隈では、西新橋の「味覚」の激辛石焼麻婆豆腐が有名ですが、「天然居」は他の激辛メニューのチョイスも豊富で、甲乙付けがたいところ。


汗をかきながら一気に食べ進みます。
ようやく残り少なくなってきました。


フィニッシュは、もちろんオン・ザ・ライス。


本当は残った激辛汁を飲み干したかったのですが、そこは我慢。
ダイエットにも、健康にも不向きです。


久しぶりの天然居は、お店を出る12時でもまだ空席がありました。
まだまだ影響の大きいコロナ禍ですが、早く街に賑わいが戻ってほしいものです。
4年間、お世話になりました。

0 件のコメント: