ようやく、この日がやって来ました。
毎月恒例だった「下町ハシゴ酒の会」が、コロナ禍で中断したのが2021年2月。
1年10ヶ月ぶりの開催です。
永久幹事の私が選んだのは清澄白河の「だるま」。
住所で言えば江東区三好。
深川の下町の良さが残る街の一角にあります。
地元の皆さん御用達の名店。
18時半で予約をしておきましたが、仕事が早く終わった私は、開店30分後の17時半にアーリーチェックイン。
下町酒場の基本、コの字カウンターとその奥の厨房。
女将さんをはじめ、ホール係の女性陣の接客も柔らかくて心地良い。
吉田類も井之頭五郎も、松岡昌宏と博多大吉も訪れたお店ですが、そんな気どりもなく、いつ行っても、ゆったりとした時間が流れています。
メディアに取り上げられるのは、その雰囲気のみならず、80種類とも100種類とも言われる膨大な短冊とホワイトボードのメニュー群。
もちろん、どれも下町価格で美味しいとくれば当然のこと。
今日の会が楽しみ過ぎて、1時間も早く来てしまいました。
小上がりに取ってくれていた予約席に上がり、サッポロ黒ラベルの瓶をチビチビと飲みながら、0次会をスタート。
改めてメニューを確認し、組み立てを考えます。
ホワイトボードだけでも、いったい何種類あるでしょう。
これだけのバラエティがあれば、一軒でもハシゴした気分になれる、Withコロナ時代の「ハシゴしない、ハシゴ酒」という私のニューノーマル企画です。
鍋も良さそうです。
18時過ぎに、Tさんが到着。
追いかけるように、I君も。
ほぼ2年ぶりのリアル再会を祝し、連続乾杯。
S君は少し遅れるというので、立ち上がりのオーダーを入れます。
もつ煮込み。
海鮮が旨い店なので、刺身盛り合わせはマストオーダー。
ブリ、マグロ中トロ、しめ鯖、ツブ貝にしました。
ワカサギ唐揚も。
私はビールからホッピーに切り替えます。
いつもの黒で。
Tさんが頼んだ高清水生酒を分けて、乾杯。
早くもチャンポン三種目目。
ハシゴ気分も盛り上がります。
約束の時間に10分遅れでS君が到着し、1年10か月ぶりの「下町ハシゴ酒の会」再開の乾杯。
そういえば、最後の飲み会は上野御徒町でした。
メンバーが揃ったところで、本格的に料理を頼みます。
「孤独のグルメ」で一躍人気メニューとなったポパイベーコン。
えのきが良い仕事をしています。
たまご好きの私には、半熟の炒め加減も堪りません。テーブルの上が料理で埋まると、ボルテージも上がります。
更に、カキフライ大と肉野菜炒め。
ほぼ2年ぶりの再会とあって、募る話で盛り上がります。
やっぱりリモートと違って、リアルは実に楽しい。
私はナカをお代わり。
かなりいい感じになってきました。
ここからは大食漢のI君の独壇場。
例によって、いつの間にか色んなものを頼んでいます。
アジフライともつピリ辛炒め。
私は、もちろん厚焼玉子出し巻きを頼みます。
これだけは、外せません。
フライドポテトは皮付き。
アルコールはホッピーから酎ハイに切り替えます。
本日4種目目。
なす一本漬け。
I君が頼んだに違いありません。
会話が弾めば喉も乾きます。
酎ハイを水代わりに飲んで、渇きを癒すデンジャラスな展開。
そろそろ締めにかかります。
エビグラタンとオムライス。
洋食屋で締める気分のエアーハシゴです。
たっぷりのケチャップが嬉しい。
アルコールは酎ハイから5種目目の緑茶ハイにチェンジ。
緑茶なら酔いが覚めるだろうという浅薄な考え自体、既に相当危険水域に入っている証拠です。
私は全く頼んだ覚えがない、お新香盛り合わせと焼ビーフン。
お腹はいっぱいですが、お酒は入ります。
芋焼酎ロックとチェイサーでラストオーダーとなりました。
0次会から4時間半、和洋中の料理と6種類のアルコールで、ニューノーマル時代のエアーハシゴ酒を堪能。
S君とTさんの昇任祝いを兼ねた、2年ぶりの「下町ハシゴ酒の会」は、皆も大いに楽しんでくれたようで、永久幹事の職責を無事果たせました。
後は、乗り過ごさずに帰れるかどうかが、本日最後の最重要ミッションです。
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